Extra /ˈekstrə/
追加の、余分な、割増の;(名)追加料金、エキストラ
(形容詞)通常期待される量や範囲を超えていること。(名詞)追加のものや人、特に映画の通行人役。
「”外側 (extra-)” にある、通常範囲の “外” のもの」
📚 意味と用法
extra は、形容詞、副詞、名詞として広く使われます。中核となる意味は「通常の範囲を超える」ことです。
形容詞: 追加の、余分な
Do you have an extra pen?
(余分なペンを持っていますか?)
形容詞: 割増の
There is an extra charge for room service.
(ルームサービスには追加料金がかかります。)
名詞: エキストラ(俳優)
He worked as an extra in the movie.
(彼はその映画でエキストラとして働いた。)
副詞: 特別に、余計に
You have to work extra hard to succeed.
(成功するためには、特別に一生懸命働かなければならない。)
🕰️ 語源と歴史
「extra」は、ラテン語の接頭辞「extra-」に由来します。これは「〜の外側に」「〜を超えて」という意味を持ちます。もともとは「exter」(外側の)という形容詞から来ています。
例えば、「extraordinary」(並外れた、”ordinary”(普通)の “外”)、「extraterrestrial」(地球外の、”terrestrial”(地球の)の “外”)など、他の多くの単語にも使われています。「extra」自体が単独の単語として使われるようになったのは、この「外側にあるもの」→「追加のもの」という意味の発展によるものです。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
| extra | 「余分な」「追加の」。必要か不要かに関わらず、通常量に上乗せされたもの。 |
| additional | 「追加の」。”extra” よりフォーマルで、単に付け足されたことを示す。 |
| spare | 「予備の」。万が一のために取っておくもの (spare tire, spare key)。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
extra(追加の)機能は、standard(標準の)機能や core(中核の)機能と対比されます。
💬 実践的な例文
I packed an extra sweater just in case it gets cold.
寒くなった場合に備えて、私は予備のセーターを詰めた。
If you want extra cheese on your pizza, it’s $2 more.
ピザにチーズを追加でトッピングしたいなら、さらに2ドルかかります。
She always goes the extra mile to help her students.
彼女は生徒を助けるためなら、いつも一層の努力を惜しまない。(*イディオム: go the extra mile)
We have no extra time; we must leave now.
私たちに余分な時間はない。今すぐ出発しなければならない。
The newspaper published an extra edition to cover the breaking news.
その新聞社は、その速報を報道するために号外(特別版)を発行した。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The prefix “extra-” means ______.
解説:
接頭辞 “extra-” はラテン語で「〜の外側に、〜を超えて」を意味します。
2. The hotel charges ______ for parking.
解説:
“charges extra” で「追加料金を請求する」という意味になります。
3. A background actor in a movie is called an ______.
解説:
映画の背景にいる俳優(通行人役など)は「エキストラ (extra)」と呼ばれます。
4. “Extraordinary” means ______.
解説:
“extraordinary” は “ordinary” (普通) を “extra” (超えている) 状態、つまり「並外れた、異常な」を意味します。
5. We need to order ______ chairs for the party.
解説:
パーティーのために「追加の」椅子が必要だ、という意味で “extra” が適切です。
