Cunning /ˈkʌnɪŋ/
ずる賢い、狡猾な、巧妙な
自分の目的を達成するために、ずる賢さや策略を用いること。特に、他人を騙したり、出し抜いたりする賢さを指す。
「Cunningな狐も、時には罠にかかる」
📚 意味と用法
cunning は、形容詞として「ずる賢い」「狡猾な」という意味で使われ、否定的なニュアンスを持ちます。自分の利益のために、策略を巡らせて他人を巧みに操る様子を表します。名詞としても使われ、その場合は「ずる賢さ」「狡猾さ」という意味になります。古くは「器用な、巧妙な」という肯定的な意味もありましたが、現代では主に否定的な意味で使われます。
狡猾な計画 (A sly plan)
He devised a cunning plan to trick his rivals.
(彼はライバルを騙すために、狡猾な計画を考案した。)
ずる賢い動物 (A crafty animal)
The fox is known for being a cunning animal.
(キツネはずる賢い動物として知られている。)
🕰️ 語源と歴史
「Cunning」は、古英語の動詞「cunnan」に由来します。これは「知っている、できる」という意味で、現代英語の “can” と同じ語源です。元々、「cunning」は「知識が豊富な、熟練した」という肯定的な意味でした。しかし、時が経つにつれて、「知識を悪用する」というニュアンスが強まり、「ずる賢い、狡猾な」という意味に変化しました。
🔄 類義語
⚡ 対義語
関連する対比
cunning (ずる賢い) 人は他人を騙そうとしますが、ingenuous (純真な) 人は素直で、人を疑うことを知りません。
💬 実践的な例文
He’s a cunning businessman who always gets what he wants.
彼は欲しいものを常に手に入れる狡猾なビジネスマンだ。
It took all her cunning to escape from the locked room.
鍵のかかった部屋から脱出するために、彼女はありったけの知恵を絞った。
The general was admired for his cunning military strategies.
その将軍は、彼の巧妙な軍事戦略で称賛された。
Don’t be fooled by his innocent looks; he’s as cunning as a fox.
彼の無邪気な見た目に騙されるな。彼はキツネのようにずる賢い。
She used her cunning to persuade him to sign the contract.
彼女はずる賢さを使い、彼を説得して契約書にサインさせた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. A fox is often described as a ______ animal in fables.
解説:
寓話では、キツネはしばしば「ずる賢い (cunning)」動物として描かれます。
2. Which word is an antonym for “cunning”?
解説:
“cunning”(ずる賢い)の対義語は、”ingenuous”(純真な、無邪気な)です。
3. The thief showed great ______ in bypassing the security system.
解説:
文脈から名詞が必要であり、泥棒が示したのは「ずる賢さ (cunning)」です。
4. The word “cunning” originally meant ______.
解説:
語源で説明した通り、”cunning” は元々「知識が豊富な、熟練した」という肯定的な意味でした。
5. He had a ______ look in his eyes that made me suspicious.
解説:
私を疑い深くさせたのは、彼の目つきにあった「ずる賢そうな (cunning)」表情です。