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【Systematic – 体系的な、組織的な】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「Systematic」は、ラテン語の「systematicus」から派生した英単語です。元のラテン語は、ギリシャ語の「systema」(システム)に由来します。したがって、この単語は「システムに基づく」という意味を持ちます。

また、「systematic」は、物事を体系的に行うことを表し、乱雑で偶発的なことではなく、計画的で組織的な方法で行われることを意味します。例えば、科学的研究やビジネス戦略など、体系的なアプローチが必要な場合に使用されます。

類義語としては、「methodical」(方法的な)、 「organized」(組織的な)、 「orderly」(秩序立った)などがあります。それぞれ、ややニュアンスが異なりますが、基本的には「体系的な」という意味合いを共有しています。

類義語は?

類義語:

  1. methodical:整然とした、秩序正しい
  2. organized:組織化された、体系化された
  3. structured:構造化された、体系的な

似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「Systemic」という単語がありますが、これは「全身の、系統的な」という意味で、少し異なる用法となります。混同される場合がありますので注意が必要です。

例文をいくつか教えてください

  1. The company implemented a systematic approach to problem-solving, which helped them achieve better results.
    (会社は問題解決に体系的なアプローチを取り入れ、より良い結果を得ることができました。)
  2. The investigation was conducted in a systematic manner, with each step carefully planned and executed.
    (調査は体系的な方法で実施され、各ステップが注意深く計画され、実行されました。)
  3. She has a very systematic approach to her work, always making sure to follow a clear and logical process.
    (彼女は仕事に対して非常に体系的なアプローチを持ち、常に明確かつ論理的なプロセスに従うように心がけています。)

コロケーション

  1. Systematic approach – 体系的なアプローチ
    何かを理解、解決、または実行するための整理され、計画的な手段や方法を指します。
  2. Systematic review – 体系的なレビュー
    既存の研究や情報を整理して、特定の質問やテーマに答えるための体系的な方法で行われるレビュー。医学や科学の文献によく見られます。
  3. Systematic error – 体系的な誤差
    計測や観測の際に一貫して生じる誤差。これは偶然の誤差とは異なり、特定の原因に基づいています。
  4. Systematic study – 体系的な研究
    あるトピックや問題に関して体系的、組織的に行われる研究。
  5. Systematic sampling – 体系的なサンプリング
    統計や研究で使用されるサンプリング方法の一つ。定期的な間隔でサンプルを選択する方法です。
  6. Systematic observation – 体系的な観察
    観察される事象や現象を体系的に、そしてしばしば構造的な方法で観察するプロセス。
  7. Systematic training – 体系的なトレーニング
    計画的で組織的に行われる教育やトレーニング。ステップごとに進められるトレーニングや教育のプログラム。
  8. Systematic risk – 体系的なリスク
    金融や経済において、市場全体に関連するリスク。これは、個々の投資を通じて除去することはできないリスクです。