語源・類義語・反対語・例文
【livid(リヴィッド):青ざめた、激怒した、痣のできた】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Livid」はラテン語の「lividus」から来ており、これは「青白い」や「鉛色の」を意味します。この語源は、肌が怒りや打撃によって変色した際のその外見から来ている可能性があります。時間が経つにつれて、英語の「livid」は直接的に「青ざめた」や「痣のある」という意味だけでなく、転じて「非常に怒っている」や「激怒した」という感情的な状態を表すのにも使われるようになりました。この変化は、極度の怒りが人の顔色に影響を与えることから、感情的な状態を描写するための比喩として進化したと考えられます。したがって、「livid」は物理的な外見と感情の両方の状態を指すことができ、その使用法は文脈によって異なります。
“Livid” comes from the Latin word “lividus,” which means “bluish” or “lead-colored.” This etymology might stem from the appearance of skin when it discolors due to anger or a blow. Over time, the English word “livid” has come to mean not only “pale” or “bruised” in a literal sense but also has evolved to express an emotional state of being “extremely angry” or “furious.” This shift likely developed as a metaphor to describe emotional states, considering how extreme anger can affect one’s complexion. Therefore, “livid” can refer to both a physical state and an emotional condition, with its usage varying depending on the context.
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語
- Furious: 激怒した。極度の怒りを表す。
- Enraged: 激怒した。強い怒りや憤りを感じる状態。
- Pale: 青白い。顔色が悪く、血色がない様子。
- Ashen: 灰色の、青ざめた。顔色が非常に悪く、血の気が引いた様子。
- Bruised: 打撲傷のある、痣のできた。物理的な衝撃による皮膚の変色。
反対語
- Calm: 冷静な。感情的に穏やかで、怒っていない状態。
- Ruddy: 赤みがかった。健康的な肌色や血色の良い様子。
- Unmarked: 傷のない。打撲傷や痣がなく、損傷のない状態。
- Soothed: 和らげられた。怒りや不快感が軽減された状態。
- Cheerful: 明るい、楽しい。気持ちが良く、ポジティブな感情の状態。
似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- Furious: 「Furious」は強い怒りを表す単語で、「livid」と同様に激怒した状態を示しますが、「livid」が青ざめた外見や痣を伴うことも示唆するのに対し、「furious」は純粋に感情の激しさに焦点を当てます。
- Pale: 「Pale」は肌の色が薄れて青白くなった様子を指します。これは「livid」の「青ざめた」に似ていますが、「pale」は一般的に恐怖や病気など、さまざまな原因による色褪せを指し、必ずしも怒りや痣とは関連しません。
- Angry: 「Angry」は怒っている状態を広く表す単語で、「livid」と同様に怒りを示しますが、その程度は「livid」ほどの極端さや物理的な変化(特に痣や青ざめた様子)を必ずしも含みません。
- Bruised: 「Bruised」は物理的な打撲によって皮膚下に血液が溜まり、色が変わる状態を指し、「livid」の「痣のできた」と似ています。しかし、「bruised」は主に身体的な傷害を指し、感情的な状態は含みません。
この単語を使った例文をいくつか教えてください
She was livid when she found out that her project had been canceled at the last minute.
彼女は自分のプロジェクトが直前でキャンセルされたことを知って激怒した。
His face turned livid as he struggled to contain his anger during the argument.
彼は議論中に怒りを抑えようとして、顔が青白くなった。
I’ve never seen her so livid; the mere mention of the incident sets her off.
彼女がそんなに激怒するのを見たことがない;その出来事の軽い言及だけで彼女は怒り出す。
The bruise on his arm was a deep shade of livid, indicating a serious injury.
彼の腕の痣は深い青白色で、重傷を示していた。
After hearing the news, he was livid with rage, unable to speak for several minutes.
そのニュースを聞いた後、彼は激怒して数分間話すことができなかった。
【livid:青ざめた、激怒した、痣のできた】のコロケーション
- Become livid: 激怒する。何かが起こった結果として非常に怒る状況を表します。この表現は、主に怒りの感情が急速に高まる瞬間を捉えます。
- Livid with anger: 怒りで青ざめる。非常に強い怒りの感情を表現します。ここでの「livid」は、怒りが肉体的な反応(顔色の変化など)を伴うほどの強度を持っていることを示します。
- Livid bruise: 痣が青黒い。物理的な傷害によって皮膚が青黒く変色している状態を指します。この使用法では、「livid」は文字通りの肉体的な変化を表現します。
- Turn livid: 青ざめる。強い感情やショックによって顔色が変わることを指します。これは、恐怖や驚きなど、怒り以外の感情によっても引き起こされ得ます。
- Livid expression: 怒りの表情。強い怒りや不満が顔に現れている様子を表します。このコロケーションは、感情が外見に如実に表れている状況を示します。
「Livid」という言葉は、怒りや物理的な変化を表現する際に非常に便利な言葉です。では、具体的なコロケーションを見ていきましょう。
まずは、Become livid、つまり「激怒する」です。これは、何かが起こった結果として非常に怒る状況を表します。この表現は主に、怒りの感情が急速に高まる瞬間を捉える時に使われます。
次に、Livid with anger、または「怒りで青ざめる」です。これは非常に強い怒りの感情を表現します。ここでの「livid」は、怒りが肉体的な反応(顔色の変化など)を伴うほどの強度を持っていることを示しています。
Livid bruise、すなわち「痣が青黒い」は、物理的な傷害によって皮膚が青黒く変色している状態を指します。この使用法では、「livid」は文字通りの肉体的な変化を表現します。
Turn livid、または「青ざめる」は、強い感情やショックによって顔色が変わることを指します。これは、恐怖や驚きなど、怒り以外の感情によっても引き起こされ得る状況です。
最後に、Livid expression、つまり「怒りの表情」です。これは、強い怒りや不満が顔に現れている様子を表します。このコロケーションは、感情が外見に如実に表れている状況を示します。
The word “livid” is extremely useful for expressing anger or physical changes. Let’s take a look at some specific collocations.
First, we have Become livid, which means “to become extremely angry.” This describes a situation where something happens that results in intense anger. This expression is primarily used to capture moments when feelings of anger rapidly escalate.
Next is Livid with anger, or “pale with anger.” This expresses very strong feelings of anger. Here, “livid” indicates that the anger is intense enough to cause a physical reaction, such as a change in complexion.
Livid bruise refers to a “dark blue or black bruise,” indicating a state where the skin has discolored due to physical injury. In this usage, “livid” literally describes a physical change.
Turn livid, or “turn pale,” points to a situation where the complexion changes due to strong emotions or shock. This can be caused by feelings other than anger, such as fear or surprise.
Lastly, Livid expression means “an expression of anger.” This describes a scenario where strong anger or dissatisfaction is evident on the face. This collocation indicates a situation where emotions are clearly reflected in one’s appearance.
文法問題: Livid (青ざめた、激怒した、痣のできた)
- When she saw the damage to her car, she turned [ ].
- (A) livid
- (B) pale
- (C) gloomy
- (D) sullen
解答と解説: (A) livid
livid は「激怒した」という意味です。この文脈では、彼女は車の損傷を見て激怒したことを示しています。pale は「青白い」、gloomy は「憂鬱な」、sullen は「不機嫌な」という意味で、文脈に合いません。
- The boxer’s face was [ ] after the intense fight.
- (A) flushed
- (B) radiant
- (C) livid
- (D) glowing
解答と解説: (C) livid
livid はここでは「痣だらけの」という意味で使われています。激しいボクシングの試合の後、ボクサーの顔には痣ができていたことを示しています。flushed は「赤らんだ」、radiant は「光り輝く」、glowing は「赤々と燃える」という意味で、文脈に合いません。
- He was absolutely [ ] when he found out that his son had wrecked his new car.
- (A) livid
- (B) delighted
- (C) ecstatic
- (D) overjoyed
解答と解説: (A) livid
livid はここでは「激怒した」という意味で使われています。彼が息子が新しい車を壊したことを知って激怒したことを示しています。delighted は「喜んだ」、ecstatic は「有頂天の」、overjoyed は「大喜びした」という意味で、文脈に合いません。
- The [ ] sky threatened a severe thunderstorm.
- (A) livid
- (B) clear
- (C) bright
- (D) sunny
解答と解説: (A) livid
livid はここでは「鉛色の、不気味な」という意味で使われています。空が鉛色になり、激しい雷雨の到来を告げている様子を表しています。clear は「晴れた」、bright は「明るい」、sunny は「晴れた」という意味で、文脈に合いません。
- The child was [ ] with fear after seeing the scary movie.
- (A) livid
- (B) brave
- (C) bold
- (D) courageous
解答と解説: (A) livid
livid はここでは「青ざめた」という意味で使われています。子供は怖い映画を見て恐怖で青ざめたことを示しています。brave は「勇敢な」、bold は「大胆な」、courageous は「勇気ある」という意味で、文脈に合いません。