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【 rid – 取り除く、除去する】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「rid」という単語は、古英語の「ryddan」に由来しています。これは「解放する」、「解除する」あるいは「取り除く」という意味を持っていました。さらに遡ると、ゲルマン語源にリンクしており、プロトゲルマン語の「*rudjaną」が語源とされています。これには「空にする」または「解放する」という意味があります。

時間を経て、この単語は「何かを取り除く」や「自由にする」といった意味を持つ動詞として英語に取り入れられました。その意味は現代英語でもほぼ同じです。”rid”は、しばしば「rid of」というフレーズで使われ、何か望ましくないものを取り除く、排除する、またはそれから解放されることを意味します。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. eliminate(排除する)
  2. remove(取り除く)
  3. expel(追放する)
  4. dispose of(処分する)
  5. eradicate(根絶する)

反対語:

  1. acquire(獲得する)
  2. obtain(手に入れる)
  3. achieve(達成する)
  4. gain(得る)
  5. accumulate(蓄積する)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Read(読む): 「read」は過去形・過去分詞形が「read」と同じであるため、文脈によっては「rid」と混同されることがあります。「read」は動詞であり、意味も異なるため注意が必要です。
  2. Red(赤): 「red」は色の名前であり、音声的にも「rid」と似ています。しかし、意味や用法は全く異なるので混同しないように注意が必要です。
  3. Riddle(なぞなぞ): 「riddle」は謎やクイズのことを指しますが、音声的には「rid」に似ています。しかし、意味や用法が異なるため、混同しないようにしましょう。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. I need to rid my closet of old clothes that I no longer wear.
    (使わなくなった古い服をクローゼットから取り除かなければならない。)
  2. The company was determined to rid itself of wasteful spending.
    (その会社は無駄な支出をなくすことを決意した。)
  3. We must rid our society of discrimination and promote equality.
    (私たちは差別をなくし、平等を推進しなければならない。)
  4. The government launched a campaign to rid the city of graffiti.
    (政府は落書きをなくすためのキャンペーンを始めた。)
  5. The medicine helps to rid the body of toxins and impurities.
    (その薬は体内の毒素や不純物を取り除くのに役立つ。)

【 rid – 取り除く、除去する】のコロケーション

  1. get rid of – 何かを取り除く、除去する 「get rid of」は「何か不要なものを排除する」または「不要な状態を終わらせる」という意味で使われます。
  2. rid oneself of – 自分自身から何かを取り除く 自分自身を何かの影響や問題から解放するという意味です。
  3. rid the mind of – 心から何かを取り除く 心配事や不安な考えなど、精神的なものを排除するという意味で使用されます。
  4. rid the body of toxins – 体内の毒素を取り除く 健康やデトックスに関連する文脈でよく使用され、体を浄化する行動やプロセスを指します。
  5. rid the area of pests – 地域の害虫を取り除く 害虫や有害な生物を排除することを意味し、農業や公衆衛生の文脈で使用されることがあります。
  6. rid the world of evil – 世界から悪を取り除く 大げさな表現で、世界を改善しようとする試みや願望を表します。

“Ticks of Change: Ridding Tradition for Time” – 変化の刻々:時間のために伝統を取り除く

In the quaint village of Edelweiss, every inhabitant had an unusual tradition: they would rid their homes of clocks at the beginning of spring. This ritual was believed to rid their lives of the constraints of time, fostering a community that lived at the pace of nature’s heartbeat.

エーデルワイスの風変わりな村では、住民全員が一風変わった伝統を持っていました:春が始まると、彼らは自宅の時計を取り除くのです。この儀式は、時間の制約から彼らの生活を取り除き、自然の鼓動に合わせて生きるコミュニティを育むと信じられていました。

However, young Millie, the librarian, could not rid her mind of the notion that time was slipping through her fingers like elusive sand. Despite the tradition, she secretly kept a small pocket watch, desperately trying to hold onto the moments that seemed to flee from her.

しかし、図書館員の若いミリーは、砂のようにすり抜けていく時間という考えを心から取り除くことができませんでした。伝統に反して、彼女はこっそりと小さな懐中時計を持っており、彼女から逃げていくように思える瞬間に必死でしがみつこうとしていました。

One evening, as she walked past the whispering trees, she decided it was time to rid the village of its timeless curse. She started advocating for the return of the clocks, arguing that to truly appreciate time, one must acknowledge its presence.

ある夜、ささやく木々の横を歩いているとき、彼女は、村から永遠の呪いを取り除く時が来たと決心しました。彼女は時計の復活を主張し始め、本当に時間を大切にするには、その存在を認めなければならないと論じました。

Millie’s movement grew, and soon, many villagers began to rid their fear of change, seeing the value in her words. Together, they rid the village square of silence, filling it with the ticking of a grand clock, the heartbeat of Edelweiss once more synchronized with the ticking of time.

ミリーの運動は成長し、やがて多くの村人が変化への恐怖を取り除き、彼女の言葉に価値を見出し始めました。彼らは一緒に、村の広場から沈黙を取り除き、大きな時計の刻々とした音で満たしました。エーデルワイスの鼓動が再び時間の刻々とした音と同期しました。

And as for Millie, she rid herself of the pocket watch, now confident that her life’s moments were not fleeing from her but were there to be lived fully, one tick at a time.

そしてミリーにとっては、彼女は懐中時計から自身を取り除きました。彼女の人生の瞬間が彼女から逃げているのではなく、一刻一刻を完全に生きるためにそこにあると、今は自信を持っていました。