派生語・語源・類義語・反対語・例文
【 vulnerable – 傷つきやすい、脆弱な】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「vulnerable」の語源は、ラテン語の「vulnerabilis」から派生しています。元のラテン語の「vulnerabilis」は「傷つけることができる」という意味でした。
「vulnerabilis」は、ラテン語の「vulnerare」(傷つける)から派生した形容詞です。その意味から、身体的な傷つきや攻撃に対して弱い状態を表現する言葉として使用されました。
英語の「vulnerable」という形容詞は、このラテン語の形容詞から派生して使われるようになりました。現代の英語では、身体的な傷つきや攻撃に対して脆弱であるだけでなく、感情的な傷つきや攻撃にも関連する意味で使用されます。
したがって、「vulnerable」はラテン語の「vulnerabilis」を経て英語に取り入れられた単語であり、傷つきやすい、脆弱なといった意味を持つ形容詞として使われています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語
- Sensitive: 敏感な、感じやすい
- Fragile: 壊れやすい、脆弱な
- Delicate: 繊細な、傷つきやすい
- Defenseless: 無防備な、守りがない
- Susceptible: 影響を受けやすい、感受性のある
反対語や対義語
- Invulnerable: 無敵の、傷つかない
- Resilient: 回復力のある、耐性のある
- Strong: 強い、頑丈な
- Protected: 保護された、安全な
- Secure: 安全な、安定した
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- Voluntary: 「voluntary」は「自発的な」「任意の」という意味の形容詞です。発音やつづりが似ているため、混同されることがありますが、意味や用法は異なります。
- Valuable: 「valuable」は「貴重な」「価値のある」という意味の形容詞です。発音やつづりが似ているため、誤って「vulnerable」と書かれることがあります。
- Verbal: 「verbal」は「言葉の」「口頭の」という意味の形容詞です。発音が似ているため、混同されることがありますが、意味や用法は異なります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- Children from low-income families are often more vulnerable to health issues due to limited access to nutritious food.
(低所得家庭の子供たちは、栄養のある食べ物へのアクセスが制限されているため、健康問題により傷つきやすい傾向にあります。) - The elderly population is particularly vulnerable to scams and financial exploitation.
(高齢者の人々は、詐欺や金銭的搾取に対して特に傷つきやすいです。) - The coastal communities are vulnerable to the impact of rising sea levels and increased frequency of storms.
(沿岸のコミュニティは、海面上昇や頻繁な嵐の影響を受けやすい状況にあります。) - The patient’s weakened immune system made them more vulnerable to infections.
(患者の免疫システムの弱体化により、感染症に対してより傷つきやすい状態になりました。) - Sharing personal information online can make individuals more vulnerable to identity theft and online scams.
(オンラインで個人情報を共有することは、個人を身元盗難やオンライン詐欺に対してより傷つきやすい状態にする可能性があります。)
【 vulnerable – 傷つきやすい、脆弱な】のコロケーション
- vulnerable population – 脆弱な人口 社会的、経済的、健康上の理由で特に守られる必要がある人々を指します。
- vulnerable to attack – 攻撃に対して脆弱な 攻撃や危害に対して守りが弱い状態を意味します。
- vulnerable children – 脆弱な子供たち 虐待や悪影響を受けやすい状況にある子供たちを指します。
- emotionally vulnerable – 感情的に傷つきやすい 感情面で他人の影響を受けやすく、傷つきやすい状態を表します。
- vulnerable species – 絶滅が危惧される種 環境変化や人間活動などの影響で絶滅の危機に瀕している動植物の種を指します。
文法問題
1. Young children are particularly ( ) to the effects of air pollution.
- (A) vulnerability
- (B) vulnerably
- (C) vulnerable
- (D) vulnerableness
解答: (C) vulnerable
解説: be vulnerable to は「~に対して脆弱である」という表現です。be 動詞の後に続くのは形容詞であるため、vulnerable が適切です。
2. The company’s data security system was found to be ( ) to cyberattacks.
- (A) vulnerability
- (B) vulnerably
- (C) vulnerable
- (D) vulnerableness
解答: (C) vulnerable
解説: be vulnerable to は「~に対して脆弱である」という表現です。ここでは、会社のデータセキュリティシステムがサイバー攻撃に対して「脆弱である」ことが判明したという文脈に合致します。
3. The elderly and those with underlying health conditions are considered to be ( ) groups during a pandemic.
- (A) vulnerability
- (B) vulnerably
- (C) vulnerable
- (D) vulnerableness
解答: (C) vulnerable
解説: vulnerable groups は「脆弱な集団」という意味です。ここでは、高齢者や基礎疾患のある人は、パンデミック時に「脆弱な集団」と見なされるという文脈に合致します。
4. The city’s coastal areas are ( ) to flooding due to rising sea levels.
- (A) vulnerability
- (B) vulnerably
- (C) vulnerable
- (D) vulnerableness
解答: (C) vulnerable
解説: be vulnerable to は「~に対して脆弱である」という表現です。ここでは、市の沿岸地域は海面上昇による洪水に「脆弱である」という文脈に合致します。
5. The therapist helped the patient to identify and address her ( ).
- (A) vulnerability
- (B) vulnerably
- (C) vulnerable
- (D) vulnerableness
解答: (A) vulnerability
解説: vulnerability は「脆弱性」という意味の名詞です。ここでは、セラピストは患者が自分の「脆弱性」を認識し、対処するのを助けたという文脈に合致します。