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【 doubt – 疑い、疑う】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「Doubt」(疑い、疑う)という単語の語源は、ラテン語の「dubitare」に由来しています。この言葉は、「二つに分かれる」や「二重になる」という意味を持つラテン語の「duo」(二つ)に関連しています。この語源は、決定や選択に際しての不確実性や不決定性を示す「doubt」の意味と直接関係しています。

中世ラテン語を経由して英語に取り入れられた後、「doubt」は中英語で「douten」として使われ始め、現代英語の「doubt」という形に進化しました。この単語は、真実かどうか明確でない何かに対する不確実性や不信感を表す用語として使われています。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Suspicion (疑念): 不信感や疑いの感情を指す類義語です。
  2. Skepticism (懐疑論): 疑念や疑いの姿勢を指す類義語です。
  3. Uncertainty (不確かさ): 不確かさや疑いを含む類義語です。
  4. Disbelief (不信): 信じない、疑うという意味を持つ類義語です。

反対語:

  1. Certainty (確信): 確かさや確信を反対語として示します。疑いがなく、自信を持って信じる状態を表します。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「doubt」に似た単語で間違いやすい単語としては、「debt」(債務)があります。両方の単語は発音が似ており、綴りも一部共通しています。しかし、「doubt」は「疑い」や「疑念」という意味を持ち、心理的な要素を含む言葉です。一方、「debt」は「債務」や「負債」という経済的な概念を表す言葉です。

間違って使いやすい理由としては、発音や綴りが似ていることや、意味の一部が重なることが挙げられます。しかし、意味や文脈によって異なる使われ方をするため、注意が必要です。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「doubt」にまつわる有名なエピソードの一つに、フランシス・ベーコン(Francis Bacon)の言葉があります。彼は「疑いは知識のはじまりであり、疑いがなければ知識は進歩しない」と述べたことで知られています。この言葉は、疑問を持ち続けることの重要性を強調しており、人々に対して盲信や偏見にとらわれず、常に質問を投げかけ、真実を追求することを促しています。

このエピソードは、疑いが科学や知識の発展に不可欠な要素であることを示唆しています。疑いを持つことで、既存の考え方や概念に疑問を投げかけ、新たな発見や理解を得ることが可能となります。このような姿勢は学問や探求の世界において重要であり、知識の進歩に寄与することができます。

「doubt」の意味や背景に触れることで、私たちは疑問を抱くことの重要性を再確認し、自己成長や知識の深化につなげることができます。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. I have some doubt about his story. (彼の話には疑いがあります。)
  2. She doubted her own abilities before taking on the challenge. (彼女は挑戦を受ける前に自分の能力を疑いました。)
  3. The witness’s testimony cast doubt on the defendant’s innocence. (証人の証言が被告の無実を疑わせました。)
  4. He had no doubt that he would succeed in his endeavors. (彼は自分の努力が成功すると確信していました。)
  5. The scientific discovery raised doubts about the long-held theory. (その科学的発見は長い間信じられてきた理論に疑問を投げかけました。)

【 doubt – 疑い、疑う】のコロケーション

  1. Express Doubt(疑いを表す): 不確実性や不信を口に出して示す行為。
  2. Raise Doubt(疑いを起こす): 質問や議論を通じて疑念を引き起こすこと。
  3. Cast Doubt(疑いを投げかける): 何かの信憑性や正当性に疑問を投げかけること。
  4. Beyond Doubt(疑いよりも先に): 完全に確信がある、あるいは疑う余地がないこと。
  5. Serious Doubt(深刻な疑い): 強い不確実性や不信感。
  6. Without Doubt(疑いなく): 確信を持っている、疑いがない状態。
  7. Doubt Someone’s Word(誰かの言葉を疑う): 他人の発言や主張に疑念を抱くこと。
  8. Self-Doubt(自己疑念): 自分自身の能力や価値に対する疑い。

文法問題

問題1

Choose the correct form of the word to complete the sentence:
“There is no _ that she is the best candidate for the job.”

  • doubt
  • doubts
  • doubted
  • doubting

解答と解説:
正解:doubt
「doubt」は「疑い」という意味で、この文脈に適しています。他の選択肢は文脈に適していません。

問題2

Select the appropriate word to fill in the blank:
“He began to _ his ability to complete the project on time.”

  • doubt
  • doubts
  • doubted
  • doubting

解答と解説:
正解:doubt
「doubt」は「疑う」という意味で、この文脈に適しています。他の選択肢は文脈に適していません。

問題3

Choose the correct word to complete the sentence:
“She never _ her friend’s loyalty.”

  • doubt
  • doubts
  • doubted
  • doubting

解答と解説:
正解:doubted
「doubted」は過去形で、「疑った」という意味です。この文脈に適しています。

問題4

Fill in the blank with the correct form:
“They are _ whether they made the right decision.”

  • doubt
  • doubts
  • doubted
  • doubting

解答と解説:
正解:doubting
「doubting」は現在進行形で、「疑っている」という意味です。この文脈に適しています。

問題5

Choose the right word to complete the sentence:
“Her face showed no _ about the truth of his story.”

  • doubt
  • doubts
  • doubted
  • doubting

解答と解説:
正解:doubt
「doubt」は「疑い」という意味で、この文脈に適しています。他の選択肢は文脈に適していません。