【Antipathy – 嫌悪感】の語源・類義語・反対語・例文
【Antipathy – 嫌悪感】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Antipathy」という単語は、ギリシャ語の「αντιπάθεια」(antipatheia)から派生したものです。この単語は、次の2つの要素から構成されています:
- 「αντί」(anti):「対立する」「逆の」を意味する接頭辞です。
- 「πάθος」(pathos):「感情」や「苦しみ」を意味する語根です。
したがって、「antipathy」は直訳すると「対立する感情」または「逆の感情」という意味になります。この単語は、一般的に強い嫌悪感や反感を表現するために使用されます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語
- Aversion(嫌悪)
- Disgust(嫌悪感)
- Loathing(憎悪)
- Detestation(嫌悪)
反対語
- 「Affinity」(親近感)
- 「Fondness」(好意)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- Aversion (嫌悪感): 「Aversion」は「Antipathy」と同様に嫌悪感や反感を表す単語です。例えば、「I have an aversion to spiders(クモが嫌いです)」と言うことができます。
- Dislike (嫌い): 「Dislike」は単純な「嫌い」を表現する単語で、「Antipathy」と同様にある物事に対する否定的な感情を示します。
- Hatred (憎しみ): 「Hatred」は非常に強い嫌悪感や敵意を表現する単語です。通常、人々が他の人や物事に抱く極端な感情を表現するのに使用されます。
- Repugnance (嫌悪): 「Repugnance」は「Antipathy」と同様に強い嫌悪感を意味し、ある事柄に対する反感や不快感を表現するのに使われます。
- Hostility (敵意): 「Hostility」は敵意や敵対的な態度を示す言葉で、「Antipathy」と同様にある対象や人に対する否定的な感情を指します。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- He felt a deep antipathy towards his former business partner after their bitter dispute. (彼は激しい論争の後、元ビジネスパートナーに対して深い嫌悪感を抱いていた。)
- There is a strong antipathy between the rival soccer teams, and their matches are always intense. (ライバルのサッカーチーム間には強い嫌悪感があり、彼らの試合は常に激しいものです。)
- The politician’s controversial statements sparked antipathy among certain groups of voters. (その政治家の物議を醸す発言は、特定の有権者の間で嫌悪感を引き起こしました。)
- She couldn’t hide her antipathy towards the taste of seafood, even though others enjoyed it. (彼女は他の人が楽しんでいるにも関わらず、シーフードの味に対する嫌悪感を隠すことができなかった。)
- The documentary shed light on the antipathy between different religious groups in the region. (そのドキュメンタリーは、その地域の異なる宗教グループ間の嫌悪感について明らかにした。)
【Antipathy – 嫌悪感】のコロケーション
- Feel antipathy toward (~に対して嫌悪感を抱く): ある対象や人に対して嫌悪感を抱く場合、”I feel antipathy toward that person’s behavior(その人の行動に対して嫌悪感を抱いています)”のように使えます。
- Deep-seated antipathy (根深い嫌悪感): 強いかつ深く根付いた嫌悪感を表現する際に使用します。例えば、「Their rivalry was fueled by deep-seated antipathy(彼らの競争は、根深い嫌悪感に火をつけられた)」と言えます。
- Mutual antipathy (相互の嫌悪感): 2つ以上の個人やグループがお互いに嫌悪感を抱いている場合、”There is mutual antipathy between the two teams(両チームの間には相互の嫌悪感がある)”と表現できます。
- Antipathy toward authority (権威に対する嫌悪感): 権威や権力に対する嫌悪感を表現する際に使用します。例えば、「She has a deep antipathy toward authority figures(彼女は権威的な人物に対する深い嫌悪感を持っています)」と言えます。
- Political antipathy (政治的な嫌悪感): 政治的な問題や立場に関する嫌悪感を示す場合に用います。例えば、「There is a growing political antipathy among the voters(有権者の間で政治的な嫌悪感が増しています)」というように使えます。
文法問題
1. Despite their shared interests, there was a deep-seated __________ between the two colleagues.
- (A) antipathy
- (B) antipathetic
- (C) antipathetically
- (D) antipathies
2. His __________ towards snakes stemmed from a childhood incident where he was bitten.
- (A) antipathy
- (B) antipathetic
- (C) antipathetically
- (D) antipathies
3. The politician’s divisive rhetoric fueled __________ between different groups within the community.
- (A) antipathy
- (B) antipathetic
- (C) antipathetically
- (D) antipathies
4. She spoke __________ about her ex-partner, revealing the bitterness she still felt.
- (A) antipathy
- (B) antipathetic
- (C) antipathetically
- (D) antipathies
5. The two countries had a long history of mutual __________, leading to frequent conflicts and tensions.
- (A) antipathy
- (B) antipathetic
- (C) antipathetically
- (D) antipathies
解答と解説
- (A) antipathy 解説: a deep-seated antipathy で「根深い嫌悪感」という意味になります。antipathy は名詞です。
- (A) antipathy 解説: His antipathy towards snakes で「ヘビに対する彼の嫌悪感」という意味になります。antipathy は名詞です。
- (A) antipathy 解説: fueled antipathy between ~ で「~の間の嫌悪感を煽った」という意味になります。antipathy は名詞です。
- (C) antipathetically 解説: spoke は動詞で、「話す」という意味です。動詞を修飾するには副詞が必要です。antipathetically は「嫌悪感を込めて」という意味の副詞です。
- (A) antipathy 解説: mutual antipathy で「相互の嫌悪感」という意味になります。antipathy は名詞です。