【 paradox – 逆説、パラドックス】

【 paradox – 逆説、パラドックス】の語源・類義語・反対語・例文

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【 paradox – 逆説、パラドックス】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「paradox」は、ギリシャ語の「paradoxon(パラドクソン)」から派生した言葉です。その元の意味は「逆説的な意見」や「思考の逆説」を指していました。ギリシャ語の「para-(パラ)」は「逆に」を意味し、「doxa(ドクサ)」は「意見」や「信念」を意味します。

「paradox」は、以下のような意味で使用されます:

  1. 逆説: 論理的な矛盾や不可能な状況を指します。通常、真実とされるべきでないような主張や状況があり、直感的な理解とは反対の結果や意味を示します。
  2. パズル: 矛盾する要素や情報が組み合わさり、解決が難しい状況を表現します。一見すると解決策がなさそうな問題や状況を示します。

「paradox」は、論理的な逆説や矛盾する状況を表現するための単語です。通常の論理や直感に反する事柄を示す際に使用されます。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Contradiction(矛盾): 真実や主張が互いに反対の要素を含んでいる状態を指します。論理的な矛盾や相反する要素が存在することを表現します。
  2. Oxymoron(矛盾語法): 組み合わせること自体が矛盾している単語やフレーズを指します。矛盾する要素が意図的に結びつけられている表現方法です。
  3. Dilemma(ジレンマ): 二者択一や複数の選択肢の間で迷いや困難を経験する状況を指します。どちらの選択肢も矛盾や困難を伴う場合に用いられます。

反対語:

  1. Consistency(一貫性): 矛盾や逆説がなく、一貫性のある状態を指します。論理的な整合性や一致する要素が存在することを表現します。
  2. Harmony(調和): 異なる要素や要求が調和している状態を指します。矛盾や対立がなく、バランスが取れた状態を表現します。
  3. Logic(論理): 合理的な推論や思考の基準に従った状態を指します。論理的な結論や考え方に反する矛盾がないことを表現します。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Contradiction(矛盾): 2つの主張や要素が互いに矛盾している状態を指します。相反する要素や意見が存在することを表現します。
  2. Irony(皮肉): 予期しない結果や状況が起こることを指します。本来の意図や期待とは逆の出来事が起こることを表現します。
  3. Paradoxical(逆説的な): 矛盾や逆説を含む状況や主張を表現する形容詞です。一見すると相反しているように見える要素が共存していることを示します。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The concept of time travel presents a fascinating paradox: if you go back in time and change something, it could alter the future, but if the future changes, then you would have no reason to go back in time in the first place.
    (時間旅行の概念は魅力的なパラドックスを提示しています。もし過去に戻って何かを変えると、未来が変わってしまう可能性がありますが、もし未来が変わるなら、最初から過去に戻る理由がなくなってしまいます。)
  2. The statement “I always lie” is a classic paradox because if it is true, then it is false, but if it is false, then it is true.
    (「私は常に嘘をつく」という声明は古典的なパラドックスです。もし真ならば、それは偽でありますが、もし偽ならば、それは真です。)
  3. The ship of Theseus is a paradoxical thought experiment that questions the identity of an object over time. If all the parts of a ship are replaced, is it still the same ship?
    (テセウスの船は時間の経過における物体の同一性を問いかける逆説的な思考実験です。すべての部品が交換された場合、それはまだ同じ船とみなせるのでしょうか?)
  4. The grandfather paradox in time travel fiction arises when a person goes back in time and kills their own grandfather before they have children, thereby preventing their own existence.
    (時間旅行のフィクションにおける祖父のパラドックスは、ある人物が過去に戻り、自身が生まれる前に祖父を殺すことで、自身の存在を阻止するという状況です。)
  5. The unexpected outcome of the experiment revealed a paradox: increasing the amount of fertilizer actually decreased the plant’s growth.
    (実験の予期しない結果は逆説を明らかにしました:肥料の量を増やすことが実際には植物の成長を減少させるのです。)

【 paradox – 逆説、パラドックス】のコロケーション

  1. Logical Paradox – 論理的な逆説
    • 論理的に反対または矛盾する命題を含む逆説を意味します。
  2. Time Paradox – 時間の逆説
    • 時間に関連する逆説、特に時間旅行に関連するパラドックスを指します。
  3. Famous Paradox – 有名な逆説
    • 広く知られている、しばしば議論の対象となる逆説を表します。
  4. Paradox of Choice – 選択の逆説
    • 選択肢が多すぎることが逆に選択を難しくすることを指します。
  5. Solve a Paradox – 逆説を解決する
    • 逆説の矛盾を理解し、解決することを意味します。

“The Riddle of the Shaving Barber: Paradoxville’s Challenge” – 剃る理髪師の謎:パラドックスビルの挑戦

In the quaint town of Paradoxville, people loved to engage in discussions that often presented a 【paradox】. It was a town custom, a peculiar game they all enjoyed. (パラドックスビルという風変わりな町で、人々はよく【逆説】を提示する議論を楽しんでいました。それは町の習慣で、皆が楽しむ奇妙なゲームでした。)

One day, a young boy named Yuto came up with a tricky 【paradox】: “A barber shaves everyone who does not shave themselves. So who shaves the barber?” The town fell silent, struggling with this strange conundrum. (ある日、ユウトという名前の少年が巧妙な【逆説】を思いつきました。「理髪師は自分で剃らないすべての人を剃ります。では、誰が理髪師を剃るのですか?」町は静まり返り、この奇妙な難問に苦しんでいました。)

Then, a wise old man, known for resolving any 【paradox】, spoke, “If the barber does not shave himself, he must be shaved by the barber. But if he does, it means he doesn’t. The 【paradox】 lies in the fact that the barber is the one who shaves himself!” (それから、どんな【逆説】でも解決することで知られる賢明な老人が話しました。「もし理髪師が自分自身を剃らないなら、彼は理髪師に剃られる必要があります。でも、もし彼がそれをするなら、それは彼がそれをしないということを意味します。【逆説】は理髪師が自分自身を剃る人物であるという事実にあります!)

This answer only created another 【paradox】, making the townspeople burst into laughter, realizing the infinite loop they had entered. Yuto smiled, happy that his little riddle had entertained his fellow townspeople, even if it was in a paradoxical way. (この答えは別の【逆説】を作り出し、町の人々は無限ループに入ったことを認識して爆笑しました。ユウトは笑顔で、彼の小さな謎が町の人々を楽しませたことに喜びました、たとえそれが逆説的な方法であっても。)