語源・類義語・反対語・例文
【Convict – 有罪判決を下す】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Convict」という単語は、ラテン語の「convictus」、動詞「convincere」から来ています。このラテン語の動詞は「完全に打ち負かす」や「証拠や論理で説得する」を意味し、さらに詳細には「(罪を)証明する」や「(罪の)有罪を証明する」という意味合いで使われていました。「convincere」は、「con-」(完全に)と「vincere」(打ち負かす)の二つの部分に分かれます。
英語に取り入れられた当初、この単語は主に法的な文脈で「証拠や論理によって有罪であることを証明する」という意味で使われていました。時が経つにつれて、「convict」という単語は、「法廷で罪が証明された人」や「有罪判決を受けた人」という意味でも一般的に使用されるようになりました。
このように、「convict」という単語の語源は、その基礎となるアイデア、すなわち「証拠によって罪を証明する」ことに深く根ざしています。そして今日では、この単語は法律や刑事司法の分野で広く使われています。
The word “convict” originates from the Latin “convictus,” the past participle of the verb “convincere.” This Latin verb means “to conquer completely” or “to persuade by evidence or argument,” and more specifically, “to prove (guilt)” or “to demonstrate the guilt of.” “Convincere” itself is composed of two parts: “con-” (completely) and “vincere” (to conquer).
Initially, upon being adopted into English, the term was primarily used in a legal context to mean “to prove guilty by evidence or argument.” Over time, the use of “convict” expanded to also denote “a person proven guilty in a court of law” or “someone who has received a verdict of guilty.”
Thus, the etymology of “convict” is deeply rooted in the fundamental idea of “proving guilt by evidence.” Today, the term is widely used in the fields of law and criminal justice.
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語
- Sentence: 判決を下す。特に、有罪判決後に刑を言い渡す行為を指します。
- Incarcerate: 投獄する。有罪判決を受けた人を刑務所に入れる行為。
- Imprison: 収監する。有罪判決を受けた人を刑務所に入れること。
- Find guilty: 有罪と認定する。裁判で被告が犯罪を犯したと判断されること。
- Condemn: 責める、有罪とする。広義では、ある行為や人物を強く非難することを指しますが、法的な文脈では有罪判決に関連します。
反対語
- Acquit: 無罪放免する。裁判で被告が犯罪を犯していないと判断されること。
- Exonerate: 免罪する。犯罪の嫌疑や責任から完全に解放すること。
- Absolve: 赦す、免除する。特に、道徳的または法的な責任から免除すること。
- Clear: 潔白を証明する。ある人が犯罪や非難から自由であることを示すこと。
- Discharge: 釈放する。法的な拘束から解放すること、特に裁判で無罪と認定された後に適用されます。
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- Convince
確信させる、説得する。相手がある考え、信念、行動を受け入れるように心を動かすこと。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
The jury deliberated for hours before convicting the defendant.
(陪審団は被告人に有罪判決を下すまで数時間協議しました。)
The court convicted him of theft and sentenced him to five years in prison.
(裁判所は彼を窃盗罪で有罪判決を下し、5年の刑を言い渡しました。)
The evidence presented in court was strong enough to convict the suspect.
(法廷で提示された証拠は、容疑者に有罪判決を下すに十分なものでした。)
The judge warned the jury not to let personal biases affect their decision to convict or acquit.
(裁判官は陪審員に、個人の偏見が有罪判決や無罪判決に影響を与えないように警告しました。)
The prosecutor built a strong case to convince the jury to convict the defendant.
(検察官は陪審員を説得するために、強力な証拠を揃えました。)
【Convict – 有罪判決を下す】のコロケーション
- convict someone of a crime: 誰かを犯罪で有罪判決を下す。この表現は、特定の犯罪で個人に対して法廷が有罪判決を下した場合に使用されます。
- convict on evidence: 証拠に基づいて有罪判決を下す。裁判で、証拠をもとに被告が有罪であると判断される状況を表します。
- convict beyond a reasonable doubt: 合理的な疑いの余地なく有罪判決を下す。被告の有罪がほぼ疑いようのない状況であることを示す表現です。
- be convicted for life: 終身刑で有罪判決を受ける。犯罪の重大さにより、被告が終身刑を宣告される場合に使われます。
- be convicted and sentenced: 有罪判決を受けて刑を言い渡される。有罪判決が下され、その後に具体的な刑罰が決定される流れを指します。
「Convict」という単語は、裁判で「有罪判決を下す」ことを意味し、法律や裁判における文脈で頻繁に使用される表現です。この単語の使い方をより深く理解するためには、それがどのようなフレーズと共に使われるかを知ることが重要です。以下に、特によく使われる「convict」のコロケーションをいくつか紹介します。
まず、convict someone of a crimeは、ある人物を特定の犯罪で有罪判決を下すという状況を指します。これは、法廷が個人の犯罪行為を正式に認定した場合に使われます。
次に、convict on evidenceは、証拠に基づいて有罪判決を下すことを意味します。この表現は、裁判における証拠がどのように重要な役割を果たすかを強調しています。
また、convict beyond a reasonable doubtは、合理的な疑いの余地なく有罪判決を下すという意味で、被告の有罪がほぼ間違いないと判断された場合に用いられます。
be convicted for lifeは、犯罪の重大さによって終身刑を宣告される状況を示し、その人の人生において非常に大きな影響を与える判決を指します。
最後に、be convicted and sentencedは、有罪判決を受けてから具体的な刑罰が決定されるまでのプロセスを表します。
これらのコロケーションを通じて、「convict」という単語が持つ多様な使用法とその文脈における重要性が明らかになります。法律や裁判に関連する議論では、これらの表現が効果的に活用され、より精密な意味合いを伝えるために用いられます。
The term “convict” signifies the action of “issuing a guilty verdict” in a court of law and is frequently used in legal and judicial contexts. To grasp how this word is applied, it’s vital to understand the phrases it commonly collocates with. Here are some of the most frequently used collocations with “convict.”
First, convict someone of a crime refers to the situation where an individual is formally found guilty of a specific crime in court. This expression is used when the court officially recognizes an individual’s criminal actions.
Next, convict on evidence means to issue a guilty verdict based on evidence. This phrase emphasizes the critical role that evidence plays in court proceedings.
Moreover, convict beyond a reasonable doubt indicates that the guilty verdict is issued when there’s almost no doubt regarding the defendant’s guilt.
Be convicted for life refers to situations where an individual is sentenced to life imprisonment due to the gravity of their crime, highlighting the significant impact of the verdict on the person’s life.
Lastly, be convicted and sentenced describes the process from receiving a guilty verdict to the determination of the specific punishment.
These collocations reveal the versatile usage and the contextual significance of the word “convict.” In discussions related to law and court proceedings, these expressions are effectively utilized to convey more precise meanings.
文法問題
問題 1
The jury decided to __ the defendant after considering all the evidence.
- a) convict
- b) convicts
- c) convicting
- d) convicted
解説: 正解は a) convict です。動詞が原形で使われます。
問題 2
She was __ of the crime last week.
- a) convict
- b) convicts
- c) convicting
- d) convicted
解説: 正解は d) convicted です。過去形が適切です。
問題 3
The judge __ the defendant based on the jury’s verdict.
- a) convict
- b) convicts
- c) convicting
- d) convicted
解説: 正解は d) convicted です。過去形が文脈に合います。
問題 4
If you __ someone of a crime, you are legally declaring them guilty.
- a) convict
- b) convicts
- c) convicting
- d) convicted
解説: 正解は a) convict です。原形が適切です。
問題 5
The __ of the defendant was announced in court this morning.
- a) convict
- b) convicts
- c) convicting
- d) conviction
解説: 正解は d) conviction です。名詞が文脈に合います。