語源・類義語・反対語・例文
【Entreat – 嘆願する】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Entreat」は、中英語の「entretien」から派生した単語です。元々は「求める」「訴える」といった意味合いを持ち、人に対して嘆願や懇願をする行為を指します。この単語は、切実な願いや嘆願を通じて他人に何かを求めるという意味を持ちます。しばしば、敬虔な祈りや熱心な要請といったニュアンスも含まれます。また、形容詞形の「entreatful」は、「嘆願に満ちた」「懇願的な」といった意味で使用されることもあります。
“Entreat” is a word derived from Middle English “entretien.” Originally, it carried the meanings of “request” or “appeal,” referring to the act of imploring or beseeching someone. The word connotes the seeking of something through earnest wishes or supplications. It often includes nuances of devout prayers or fervent requests. Additionally, the adjectival form “entreatful” is sometimes used to mean “full of entreaty” or “supplicatory.”
この単語の類義語・反対語を教えてください。
類義語:
- Beg – 熱心にまたは切実に何かを求める行為を指します。
- Implore – 強く懇願することを意味し、感情的な強さを伴います。
- Plead – 法的な文脈や一般的な要請で使われ、熱心に要求することを表します。
- Beseech – 古い表現で、非常に強い懇願を意味します。
- Appeal – 支援や変更を求める際に使われ、比較的穏やかな懇願を示すことがあります。
反対語:
- Demand – 要求することで、権利や権威を元にした強い要求を指します。
- Command – 命令することで、相手に選択肢を与えずに行動を求めます。
- Insist – 主張することで、ある行動や応答を強く要求する態度を表します。
- Refuse – 拒否することで、他人の要求や懇願を受け入れないことを指します。
- Reject – 拒絶することで、提案や要求を明確に否定する行為を意味します。
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「Entreat」に似た間違いやすい単語としては、類似した意味を持つ「Entreaty(嘆願、懇願)」や「Treat(扱う、取り扱う)」があります。このような類似した単語に注意が必要です。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She entreated him to reconsider his decision and pleaded for a second chance. 彼女は彼に自分の決断を再考するよう嘆願し、もう一度のチャンスを懇願した。
- The beggar entreated passersby for some spare change to buy food. その乞食は通行人に食べ物を買うための少しのおつりを懇願した。
- He entreated the judge for leniency, emphasizing his remorse and promising to change his ways. 彼は判事に寛大を嘆願し、自らの悔いと改心を強調しつつ、生活を改めることを約束した。
- The villagers entreated the mayor to address the issues of water shortage and inadequate healthcare. 村人たちは市長に水不足や不十分な医療の問題に対処するよう嘆願した。
- In her prayers, she entreated God for guidance and strength during difficult times. 彼女は祈りの中で困難な時に神に導きと力を嘆願した。
コロケーション
- Entreat someone to do something
- 誰かに何かをするように嘆願する
- Entreat for mercy
- 慈悲を嘆願する
- Entreat earnestly
- 熱心に嘆願する
- Entreat for help
- 助けを嘆願する
- Entreat a favor
- 好意を嘆願する
- Entreat the gods
- 神々に嘆願する
- Entreat humbly
- 謙虚に嘆願する
まず、「Entreat someone to do something」というコロケーションは、誰かに何かをするように嘆願するという意味です。これは、特定の行動を誰かにお願いする際に使われます。
次に、「Entreat for mercy」は、慈悲を嘆願することを表します。厳しい状況下で相手の慈悲を求める場面で用いられる表現です。
「Entreat earnestly」は、熱心に嘆願することを意味します。強い願望を持って何かをお願いする際に使われます。
また、「Entreat for help」は、助けを嘆願することを指します。困難な状況で他者の助けを求める際に使用される表現です。
「Entreat a favor」という表現は、好意を嘆願することを意味します。誰かの親切や支援を求めるときに使われます。
「Entreat the gods」は、神々に嘆願することを表します。祈りや願いを神々に捧げる際に使用される表現です。
最後に、「Entreat humbly」は、謙虚に嘆願することを意味します。謙遜した態度で何かをお願いする際に使われる表現です。
Firstly, the collocation “Entreat someone to do something” means to entreat someone to do something. It is used when asking someone to perform a specific action.
Next, “Entreat for mercy” signifies entreating for mercy. This expression is used in situations where one seeks mercy from others under difficult circumstances.
“Entreat earnestly” means to entreat earnestly. It is used when requesting something with strong desire.
Additionally, “Entreat for help” refers to entreating for help. This expression is used when seeking assistance from others in difficult situations.
The expression “Entreat a favor” means to entreat a favor. It is used when requesting kindness or support from someone.
“Entreat the gods” signifies entreating the gods. This expression is used when offering prayers or wishes to the gods.
Finally, “Entreat humbly” means to entreat humbly. It is an expression used when asking for something with a humble attitude.
文法問題:entreat
- 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい。
- The prisoner ____ the judge for mercy.
- (a) entreated
- (b) treated
- (c) retreated
- (d) retreated
解答と解説: (a) entreated
entreat は「懇願する」「切に願う」という意味です。treated は「扱う」、retreated は「退却する」、retreated は「退却する」という意味で、文脈に合いません。
- 次の文の誤りを訂正しなさい。
- The villagers entreating the king to lower their taxes.
解答と解説: entreated
entreating は現在分詞形で、ここでは過去形にする必要があります。entreated が適切です。
- 次の文の空欄に入る適切な形を選びなさい。
- The child’s ____ for another cookie was hard to resist.
- (a) entreat
- (b) entreaty
- (c) entreating
- (d) entreated
解答と解説: (b) entreaty
entreaty は名詞で「懇願」「嘆願」という意味です。ここでは、子供がクッキーをおねだりすることを指すため、名詞の entreaty が適切です。
- 次の2つの文がほぼ同じ意味になるように、空欄に適切な単語を入れなさい。
- She entreated her parents to let her go to the concert.
- She ____ her parents to let her go to the concert.
解答と解説: begged
“She begged her parents to let her go to the concert.” で「彼女は両親にコンサートに行かせてくれるよう懇願した」という意味になります。
- 次の文を entreat を使って書き換えなさい。
- The environmental activists pleaded with the government to take action on climate change.
解答と解説: The environmental activists entreated the government to take action on climate change.
pleaded with を entreated に置き換えることで、より「切に願う」「懇願する」というニュアンスが強調されます。