Quaint /kweɪnt/
趣のある、古風な、風変わりな
古めかしくて魅力的な、独特で興味深い様子を表す形容詞。時代を感じさせる美しさや愛らしさを持つものを表現する。
「古き良き時代の quaint な魅力に心惹かれる」
📚 意味と用法
quaint は、形容詞として「趣のある」「古風な」「風変わりな」という意味で使われます。古めかしいけれども魅力的で愛らしい、または独特で興味深い様子を表現します。特に、昔ながらの建物、習慣、考え方などについて使われることが多く、ノスタルジックで温かみのある印象を与える単語です。
古風で魅力的な (Old-fashioned and charming)
The village has many quaint little cottages with thatched roofs.
(その村には茅葺き屋根の趣のある小さなコテージがたくさんある。)
風変わりで興味深い (Unusual and interesting)
She has some quaint ideas about how the world works.
(彼女は世の中の仕組みについて風変わりな考えを持っている。)
🕰️ 語源と歴史
「Quaint」は、古フランス語の「cointe」に由来します。この語は元々「巧妙な」「優雅な」「賢い」という意味を持っていました。さらに遡ると、ラテン語の「cognitus」(知られた、知識のある)から来ています。
14世紀に英語に入った当初は「巧妙な」「優雅な」という肯定的な意味でしたが、時代と共に「古風な」「時代遅れだが魅力的な」という現在の意味に変化しました。現代では、古き良き時代の魅力を表現する温かみのある単語として使われています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
quaint | 古風だが魅力的で愛らしい。ノスタルジックな温かみがある。 |
charming | 一般的に魅力的で愛らしい。時代を問わず使える。 |
picturesque | 絵のように美しく、視覚的に印象的。主に風景について使う。 |
⚡ 対義語 (反対の意味)
関連する対比
quaint (古風で趣のある) ことは、modern (現代的) や ordinary (平凡) なこととは対照的です。また、独特な魅力を持つことは conventional (型にはまった) こととも異なります。
💬 実践的な例文
The quaint bed and breakfast served homemade breakfast every morning.
その趣のある民宿では毎朝手作りの朝食が出された。
His grandfather had some quaint notions about technology.
彼の祖父はテクノロジーについて風変わりな考えを持っていた。
We spent the afternoon exploring the quaint cobblestone streets.
私たちは午後を趣のある石畳の街並みを散策して過ごした。
The quaint custom of afternoon tea is still practiced in some parts of England.
アフタヌーンティーという古風な習慣は、イングランドの一部地域で今でも行われている。
She decorated her room with quaint antique furniture and vintage wallpaper.
彼女は部屋を趣のあるアンティーク家具とヴィンテージの壁紙で飾った。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The village has many ______ cottages that attract tourists.
解説:
観光客を惹きつける村のコテージは「趣のある (quaint)」が最も適切です。
2. She has some ______ ideas about how things should be done.
解説:
独特で風変わりな考えを表現するには「quaint」が適切です。
3. Which is the best definition of “quaint”?
解説:
“Quaint” は「古風だが魅力的な」という意味です。
4. The opposite of “quaint” would be:
解説:
“Quaint” (古風な) の反対は “modern” (現代的な) です。
5. We stayed in a ______ little inn with wooden beams and a fireplace.
解説:
木の梁と暖炉のある小さな宿は「趣のある (quaint)」と表現するのが適切です。