【Vigilant − 警戒している、用心深い】

派生語・語源・類義語・反対語・例文

ホーム » ★英単語 語源・例文 » ☆中級単語 » 【Vigilant − 警戒している、用心深い】

派生語や動詞の活用

派生語や関連語

  1. Vigilance: 名詞形で、「警戒」や「用心」といった意味を持ちます。”Vigilance”は注意が払われ、警戒が持続されている状態を表します。
  2. Vigilantly: 副詞形で、「警戒して」や「用心深く」といった意味を持ちます。”Vigilantly”はあるアクションがどのように実行されているかを表すのに使います、例えば「彼はvigilantly(警戒して)その地域を見守っていた」などという用途です。
  3. Vigilante: この単語は、”Vigilant”から直接派生したわけではありませんが、関連性があります。”Vigilante”は、法の執行を自らの手に取る個人やグループを指します。これは通常、正規の法執行機関が不足しているか、または不効な場合に発生します。

【Vigilant − 警戒している、用心深い】という単語の語源とか由来を知っていますか?

“Vigilant”という単語は、中世ラテン語から英語に取り入れられた言葉です。その語源となっているのは、ラテン語の”vigilans”という単語で、これは”vigilare”という動詞から派生したものです。

  • Vigilare (ラテン語): 「目を覚ます」もしくは「覚醒している」という意味。

さらに、”Vigilare”は”vigil”(目を覚ました、または、目覚めている状態)と関連しています。”Vigilant”という単語が表す「常に警戒している」という意味は、この”vigilare”や”vigil”から引き継いでいます。

英語において”vigilant”は、物事を注意深く見守り、潜在的な危険や問題に目を光らせている状態を指します。したがって、「警戒している、用心深い」といった意味合いで使われます。これは、夜通し物事を見守る「vigil」の持つ「目を覚ましている、眠らない」という基本的な意味から派生したものです。

「Vigilant」は安全やセキュリティに関連してよく使用されます。たとえば、警察や防犯員が監視活動を行うとき、または組織がセキュリティ対策を強化する際にこの言葉が使われます。また、個人が注意を払って状況を見守る必要がある場面でも頻繁に登場します。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Watchful(警戒している、注意深い)
  2. Alert(警戒している、機敏な)
  3. Attentive(注意深い、用心深い)
  4. Cautious(慎重な、用心深い)
  5. Wary(警戒している、用心深い)

反対語:

「Vigilant」の反対語として「Careless」(不注意な、軽率な)が考えられます。つまり、警戒心を持たずに行動することを示します。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The vigilant security guard noticed a suspicious person near the entrance and approached to investigate. (用心深い警備員は入り口近くで怪しい人物を見かけ、調査するために近づきました。)
  2. It’s important to remain vigilant while traveling in unfamiliar places to ensure your safety. (安全を確保するために、知らない場所で旅行する際は警戒心を保つことが重要です。)
  3. The company has a vigilant IT team that monitors the network for any potential security breaches. (会社は潜在的なセキュリティ侵害を監視する用心深いITチームを持っています。)
  4. The vigilant mother always keeps an eye on her children while they play in the park. (用心深い母親は、子供たちが公園で遊んでいる間も注意を怠りません。)
  5. The police officer remained vigilant throughout the night, patrolling the quiet neighborhood. (警察官は夜通し警戒を怠らず、静かな地域を巡回しました。)