Roaring /ˈrɔːrɪŋ/
轟く、吠える、活況な
ライオンなどが大きな声で吠えるさま。火やエンジンなどが大きな音を立てる様子。また、商売などが非常に繁盛していること。
「Roaring な成功を掴み、未来を切り拓け」
📚 意味と用法
roaring は、形容詞または動詞 “roar” の現在分詞として使われます。形容詞としては、ライオンなどが「吠えている」、火、エンジン、群衆などが「轟音を立てている」「うなっている」様子を表します。また、商売や取引などが非常に「活況な」「繁盛している」 (a roaring trade/success) という意味でも使われます。さらに、人が大声で笑う「大笑いの」 (roaring with laughter) 様子も指します。
轟く音・吠える声 (Loud deep sound)
We heard the roaring of a lion in the distance.
(遠くでライオンの吠える声が聞こえた。)
活況な・繁盛している (Very successful, brisk)
The new restaurant is doing a roaring trade.
(新しいレストランは大繁盛している。)
🕰️ 語源と歴史
「Roaring」は動詞「roar」の現在分詞です。「roar」は古英語の「rārian」に由来し、「吠える、叫ぶ、うなる」といった意味を持っていました。これはゲルマン祖語の「*rairōną」または「*hrairōną」(吠える)に遡り、さらにインド・ヨーロッパ祖語の音を表す語根に関連していると考えられています。動物の大きな鳴き声や、自然現象(風、海、火など)の立てる大きな音を表す言葉として古くから使われてきました。「活況な」という意味は、市場などが「活気に満ちて騒がしい」様子からの比喩的な発展です。「The Roaring Twenties」(狂騒の20年代)という表現も有名です。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
roaring (音) | 深くて持続的な大きな音。ライオンの吠え声やエンジンの轟音など。 |
booming | 深くて反響する大きな音。経済の急成長も指す。 |
roaring (活況) | 非常に成功しており、活気に満ちている。 |
⚡ 対義語 (反対の状況)
関連する対比
Roaring なエンジン音は非常に大きいですが、whispering な声は非常に小さいです。
💬 実践的な例文
The engine started with a roaring sound.
エンジンは轟音を立てて始動した。
They built a roaring fire to keep warm.
彼らは暖を取るために燃え盛る火をおこした。
The 1920s in America are often called the Roaring Twenties.
アメリカの1920年代はしばしば「狂騒の20年代」と呼ばれる。
He was roaring with laughter at the comedian’s jokes.
彼はコメディアンのジョークに大笑いしていた。
The waterfall made a roaring noise as it crashed onto the rocks.
滝は岩に砕け散るとき、轟くような音を立てていた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The lion let out a mighty ______.
解説:
ライオンは力強い「吠え声 (roar)」をあげました。
2. The company is doing a ______ business in online sales.
解説:
その会社はオンライン販売で「活況な (roaring)」ビジネスを展開しています。
3. A ______ fire in the fireplace kept the room warm.
解説:
暖炉の「燃え盛る (roaring)」火が部屋を暖かく保っていました。
4. The crowd was ______ with excitement.
解説:
群衆は興奮で「わめいていました (roaring)」。
5. The “Roaring Twenties” refers to a decade of ______.
解説:
「狂騒の20年代 (The Roaring Twenties)」は「繁栄と社会変革 (prosperity and social change)」の10年間を指します。