Apology /əˈpɒlədʒi/
謝罪、謝罪の言葉、弁明
過ちや無礼に対して後悔の念を表明すること。また、ある信念や行動を擁護するための正式な弁明(古い用法)。
「心からの apology、過ちを認める勇気と和解への一歩」
📚 意味と用法
apology は名詞で、現代英語では主に「謝罪」「謝罪の言葉」を意味します。これは、自分の犯した過ち、失言、無礼な行為などについて後悔の念を表明し、許しを請う行為やその言葉を指します。「make an apology (謝罪する)」「offer an apology (謝罪を申し出る)」といった形で使われます。 また、古い用法や特定の文脈では、ある信念、教義、行動などを擁護するための「弁明」「弁護論」という意味も持ちますが、現代ではこの用法は稀です(例:Plato’s Apology ソクラテスの弁明)。
過ちに対する謝罪 (Regret for a wrongdoing)
He made a public apology for his offensive remarks.
(彼は不快な発言に対して公式に謝罪した。)
弁明・弁護論 (Formal justification – older use)
The book is an apology for his controversial theories.
(その本は彼の物議を醸す理論の弁明書である。)
🕰️ 語源と歴史
「Apology」は、ギリシャ語の「apologia」(弁明、防御の言葉)に由来します。これは、「apo-」(~から離れて、反対して)と「logos」(言葉、話、理性)が組み合わさった言葉で、元々は「(非難など)から離れるための言葉」、つまり「自己弁護」や「反論」を意味していました。古代ギリシャでは、法廷での弁明や哲学的な論証を指しました。
ラテン語の「apologia」を経て、16世紀に英語に入った当初は、この「弁明」「擁護」の意味が主でした。しかし、17世紀頃から徐々に「遺憾の意の表明」「謝罪」という意味合いが強まり、現代では後者の意味が一般的になっています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉 – 謝罪)
言葉のニュアンス
apology | 過ちや無礼を認め、後悔の念を正式に表明すること。 |
excuse | 軽い過失や無作法に対する理由説明や弁解。必ずしも深い後悔を伴わない。 |
regret | 後悔や残念な気持ち。必ずしも直接的な謝罪の言葉ではないが、謝罪の文脈で使われる。 |
⚡ 対義語 (文脈による – 謝罪の反対)
関連する対比
過ちを犯した後に apology (謝罪) をするのではなく、justification (正当化) を試みる人もいます。
💬 実践的な例文
Please accept my sincere apology for the delay.
遅延に対しまして、心よりお詫び申し上げます。
A simple “sorry” is sometimes the best apology.
時には、単に「ごめんなさい」と言うことが最良の謝罪となる。
The company issued a formal apology to its customers.
その会社は顧客に対して正式な謝罪を発表した。
He wrote a letter of apology to his friend.
彼は友人に謝罪の手紙を書いた。
Her silence was taken as an apology of sorts.
彼女の沈黙は一種の謝罪と受け取られた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. If you hurt someone’s feelings, you should offer an ______.
解説:
誰かの気持ちを傷つけたら、「apology」(謝罪)を申し出るべきです。
2. The verb form of “apology” is to ______.
解説:
「Apology」の動詞形は「apologize」(謝る)です。
3. A public ______ was demanded after the scandal.
解説:
スキャンダルの後には、公の「謝罪 (apology)」が要求されました。
4. “Plato’s Apology” is a famous philosophical work that is actually a ______.
解説:
プラトンの「ソクラテスの弁明 (Apology)」は、元々の意味である「弁明、弁護論 (defense or justification)」です。
5. He mumbled an ______ and quickly left the room.
解説:
彼は「謝罪の言葉 (apology)」をぶつぶつと言って、急いで部屋を出て行きました。