Begging /ˈbeɡɪŋ/
物乞い、請い求めること
動詞 beg の現在分詞・動名詞。お金や食べ物を請う「物乞い」の行為、または何かを必死に「懇願する」ことを指す。
「必死の begging が、時に人の心を動かす」
📚 意味と用法
begging は、動詞 beg の現在分詞または動名詞です。主な意味は二つあります。一つは、道端などでお金や食べ物を求める「物乞いをする」という行為です。もう一つは、何かを非常に強く、感情的に「懇願する」「嘆願する」という意味で使われます。
物乞いをする (Asking for money/food)
The man was begging for money on the street corner.
(その男は街角で物乞いをしていた。)
必死に懇願する (Pleading earnestly)
He was begging her to stay.
(彼は彼女に行かないでと懇願していた。)
🕰️ 語源と歴史
動詞「beg」は、中英語の「beggen」に由来しますが、その起源は完全には明らかになっていません。一説には、古英語の「bedecian」(物乞いをする)から来ているとも、アングロフランス語の「begard」(ベギン会の托鉢修道士)に関連するとも言われています。いずれにせよ、中世の托鉢修道会のように、施しを請うて生活する人々の行為が語源の根底にあると考えられます。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
💬 実践的な例文
The child was begging for an ice cream.
その子アイスクリームをせがんでいた。
She wrote a letter begging for forgiveness.
彼女は許しを請う手紙を書いた。
Begging is illegal in some cities.
物乞いは一部の都市では違法です。
No more begging! You have to earn it.
もうおねだりはなしだ!自分で稼ぎなさい。
His eyes were begging for help.
彼の目は助けを求めていた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. He was on his knees, ______ for another chance.
解説:
「ひざまずいて」いることから、もう一度チャンスを「懇願している」のが最も自然な流れです。
2. A person who lives by ______ is called a beggar.
解説:
「物乞い(begging)によって生計を立てる人」を beggar と呼ぶため、begging が適切です。
3. The dog sat by the table, ______ for food.
解説:
犬がテーブルのそばに座っているのは、食べ物を「おねだりしている」状況だと考えるのが一般的です。
4. “I beg your ______” is a polite way to ask someone to repeat what they said.
解説:
“I beg your pardon?” は「もう一度お願いします」という意味の定型表現です。
5. Which is the opposite of begging for something?
解説:
「乞い求める」ことの反対は、力強く「要求する」ことなので demanding が最も対照的です。