Bonnet /ˈbɑːnɪt/
ボンネット(帽子)、(車の)ボンネット
主に女性や子供が着用する、あごの下でリボンを結ぶタイプの帽子。また、イギリス英語では自動車のエンジンカバーを指す。
「風に揺れる bonnet のリボン、クラシックな魅力」
📚 意味と用法
bonnet は名詞で、主に二つの異なるものを指します。一つは、伝統的に女性や赤ちゃんが被る帽子の一種で、顔の周りを縁取り、通常はあごの下で紐を結んで固定します。もう一つは、特にイギリス英語で使われる、自動車のエンジン部分を覆う金属製のカバー、つまり車のボンネットです(アメリカ英語では “hood” と呼ばれます)。
帽子 (Headwear)
The baby in the picture is wearing a lovely blue bonnet.
(写真の中の赤ちゃんは、素敵な青いボンネットを被っている。)
車のボンネット (Car’s engine cover – UK)
The mechanic opened the bonnet to inspect the engine.
(整備士はエンジンを点検するためにボンネットを開けた。)
🕰️ 語源と歴史
「Bonnet」は、12世紀の古フランス語「bonet」に由来します。これは元々、帽子を作るための特定の布地を指す言葉でした。スコットランドで男性用の帽子として人気を博し(例:tam o’ shanter)、後に女性や子供用の特徴的な帽子を指す言葉として定着しました。自動車の部品としての用法は20世紀初頭からで、その形状が帽子に似ているからの連想と言われています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
bonnet には直接的な反意語はありませんが、文脈に応じて対照的な言葉を選ぶことができます。例えば、車の前部 (bonnet) に対して後部 (boot/trunk) が対比されます。
💬 実践的な例文
She tied the ribbons of her bonnet tightly against the wind.
彼女は風で飛ばないようにボンネットのリボンをきつく結んだ。
The steam was rising from under the car’s bonnet.
車のボンネットの下から蒸気が上がっていた。
Portraits from the Victorian era often show women in elaborate bonnets.
ヴィクトリア朝時代の肖像画には、凝ったボンネットを被った女性がよく描かれている。
There’s a dent in the bonnet of my car.
私の車のボンネットにへこみがある。
The little girl looked adorable in her straw bonnet.
その小さな女の子は麦わらのボンネットを被ってとても愛らしかった。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. In the UK, if you want to check your car’s oil, you open the ______.
解説:
イギリス英語では、車のエンジンカバーを「bonnet」と呼びます。
2. A bonnet is a type of hat often worn by ______ in historical paintings.
解説:
歴史的に、ボンネットは主に女性や子供たちが着用する帽子でした。
3. In American English, the equivalent of a car’s bonnet is a ______.
解説:
アメリカ英語では、イギリス英語の「bonnet」にあたる部分は「hood」と呼ばれます。
4. A key feature of a traditional bonnet is the ______ tied under the chin.
解説:
伝統的なボンネットは、あごの下でリボンや紐を結んで固定するのが特徴です。
5. She put on a ______ to protect her fair skin from the sun.
解説:
日差しから肌を守るために被るものとして、文脈上「bonnet(帽子)」が最も適切です。