Greet /ɡriːt/
挨拶する、歓迎する、迎える、(感覚に)飛び込んでくる
人に会った時や到着した時に言葉や行動で歓迎の意を示すこと。また、特定の光景や音などが感覚に訴えかけることも指す。
「心を開く第一歩、greet で繋がるコミュニケーション」
📚 意味と用法
greet は動詞で、主に人に会った時や人が到着した時に「挨拶する」「歓迎する」という意味で使われます。言葉(「こんにちは」など)や行動(握手、お辞儀など)で示されます。また、新しい状況や情報、光景、音などが人の感覚に「飛び込んでくる」「迎えられる」という意味でも使われます。
友人に挨拶する (Greet a friend)
She greeted her friend with a warm smile.
(彼女は温かい笑顔で友人に挨拶した。)
ニュースに迎えられる (Greeted by news)
Upon waking, he was greeted by the news of the victory.
(目覚めると、彼は勝利の知らせに迎えられた。)
🕰️ 語源と歴史
「Greet」は、古英語の「grētan」に由来します。この言葉は「近づく、話しかける、挨拶する、触れる、攻撃する」といった幅広い意味を持っていました。さらにゲルマン祖語の「*grōtijanan」(泣かせる、触れる、挨拶する)に遡り、元々は「声をかける」「呼びかける」といった意味合いが強かったと考えられています。また、「grit」(砂、砂利)と同源で、「地面に触れる」という概念から「接触する」「出会う」という意味に発展した可能性も指摘されています。
現代の「挨拶する」という意味は、この「出会いの際に声をかける」という行為から定着しました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
greet | 出会いや到着の際の一般的な挨拶や歓迎。 |
welcome | より温かく、心から迎え入れるニュアンスが強い。 |
hail | 熱狂的に歓迎したり、遠くから呼びかけたりする。ややフォーマルまたは劇的な表現。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
誰かを greet (挨拶する) ことは、その人を ignore (無視する) ことや snub (冷たくあしらう) ことの反対です。また、到着時に greet (迎える) のに対し、出発時には see off (見送る) ことがあります。
💬 実践的な例文
The host stood at the door to greet each guest personally.
主催者はドアのところに立って、客一人一人に個人的に挨拶した。
A delicious aroma greeted us as we entered the kitchen.
キッチンに入ると、美味しそうな香りが私たちを迎えた。
He greeted the news with mixed emotions.
彼はその知らせを複雑な感情で受け止めた。
It’s polite to greet people you know when you see them.
知っている人に会ったら挨拶するのが礼儀だ。
The new day was greeted by the sound of birds singing.
新しい一日は鳥のさえずりによって迎えられた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. When you meet someone for the first time, it’s customary to ______ them.
解説:
初めて会う人には「挨拶する (greet)」のが通例です。
2. The audience ______ the performers with loud applause.
解説:
観客は大きな拍手で演者を「迎えた (greeted)」と考えられます。
3. A “greeting card” is a card sent to ______ someone on a special occasion.
解説:
グリーティングカードは特別な機会に誰かに「挨拶する (greet)」ために送られます。
4. Which of these is an antonym for “greet”?
解説:
「snub (冷たくあしらう、無視する)」は greet の対義語の一つです。
5. The smell of freshly baked bread ______ her as she opened the bakery door.
解説:
焼きたてのパンの香りがパン屋のドアを開けた彼女を「迎えた (greeted)」と表現するのが自然です。