英単語解説 – Repent

「過ちを認め repent することに、遅すぎることはない」

📚 意味と用法

repent は動詞で、自分の過去の行動や罪について強い後悔の念を感じ、心を入れ替えることを意味します。単に「残念に思う (regret)」だけでなく、道徳的・宗教的な観点から自分の過ちを認め、行動を改めようと決意するという、より積極的なニュアンスを含みます。「repent of + (罪・過ち)」の形でよく使われます。

罪を悔い改める (To feel remorse for sins)

The criminal said he truly repented of his crimes.

(その犯罪者は、自らの罪を心から悔い改めていると述べた。)

決断を後悔する (To regret a decision)

He lived to repent his hasty decision.

(彼はその性急な決断を後悔しながら生きた。)

🕰️ 語源と歴史

「Repent」は、名詞の「repentance」と語源を同じくし、古フランス語の動詞「repentir」に由来します。これはラテン語の「paenitēre」(後悔する)に接頭辞「re-」が付いたものです。「心の痛みを感じる」という核となる意味から、自らの行いを省みて心を入れ替えるという、宗教的・倫理的な行為を指す動詞として発展しました。

paenitēre (後悔する)
repentir (古フランス語)
repent

🔄 類義語 (似た意味の言葉)

regret (後悔する)
rue (〜を後悔する)
lament (〜を嘆き悲しむ)
be sorry for (〜を気の毒に思う)

⚡ 対義語 (文脈による)

persist (固執する)
continue (続ける)
rejoice (喜ぶ)

💬 実践的な例文

1

The priest told him to go and repent for his sins.

神父は彼に、行って自らの罪を悔い改めるように言った。

状況: 宗教的な文脈で使われる場面
2

She said she would never repent of loving him.

彼女は彼を愛したことを決して後悔しないだろうと言った。

状況: 自分の決断や感情を後悔しないと強調する場面
3

It is never too late to repent and change your ways.

悔い改めて生き方を変えるのに、遅すぎるということはない。

状況: 人に変化を促したり、励ましたりする場面
4

He had time to repent his foolish words.

彼には自分の愚かな言葉を後悔する時間があった。

状況: 過去の言動を振り返って後悔する場面
5

The message was simple: repent and believe.

メッセージは単純だった。悔い改め、そして信じなさい。

状況: 宗教的な教えやスローガンとして使われる場面

🧠 練習問題

以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。

1. To ______ is to feel and show that you are sorry for something bad you have done.

celebrate
repent
forget
repeat

解説:

自分がした悪いことに対して申し訳ないと感じ、それを示す行為は「悔い改める (repent)」と定義されます。

2. The noun form of the verb “repent” is ______.

repentful
repentance
repented
repenter

解説:

動詞「repent」に対応する名詞は「repentance (悔い改め)」です。

3. The prodigal son returned home to ______ of his wasteful life.

repent
boast
continue
enjoy

解説:

聖書の「放蕩息子」の物語では、息子は浪費した生活を「悔い改める」ために家に帰ります。

4. What is an antonym for “repent”?

regret
persist
lament
apologize

解説:

「悔い改める (repent)」の反対は、過ちを「続行する、固執する (persist)」ことです。

5. “I ______ my decision to quit my job,” she said sadly.

celebrate
recommend
repent
support

解説:

悲しそうに言っていることから、仕事を辞めた決断を「後悔している」と考えるのが自然です。