Frown /fraʊn/
しかめっ面をする、眉をひそめる、不機嫌そうな顔をする
不快や不満、困惑を表すために額にしわを寄せて眉をひそめる表情を作ること。また、そのような表情そのもの。
「不満のサインは frown、眉間のしわが物語る」
📚 意味と用法
frown は、動詞として「しかめっ面をする」「眉をひそめる」という意味で使われます。不快感、不満、困惑、集中などを表すために額にしわを寄せる表情を指します。名詞としては、そのような表情自体を意味します。また、句動詞「frown on/upon」で「~を好ましく思わない」「~に反対する」という意味でも使われます。
不満・不快を表す (Express displeasure)
She frowned when she heard the bad news.
(悪い知らせを聞いて、彼女は眉をひそめた。)
集中・困惑を表す (Show concentration or confusion)
He frowned in concentration as he read the difficult text.
(難しい文章を読みながら、彼は集中してしかめっ面をした。)
🕰️ 語源と歴史
「Frown」は、中世英語の「frounen」に由来します。これは古フランス語の「froignier」から借用されたとされており、「鼻をならす」「しかめっ面をする」という意味でした。語源は完全には明らかになっていませんが、ゲルマン語族の言語から来ている可能性が高いとされています。
14世紀頃から英語で使われ始め、当初は主に「不快な表情を作る」という意味でした。現代では、不満だけでなく集中や困惑を表す表情としても広く使われています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
frown | 一般的なしかめっ面。不満、困惑、集中など様々な理由で使用。 |
scowl | 怒りや不機嫌を明確に表すしかめっ面。より強い感情を含む。 |
grimace | 主に痛みや不快感による顔の歪み。物理的な反応。 |
⚡ 対義語 (反対の意味)
表情の対比
frown (しかめっ面)は、smile (微笑み)と正反対の表情です。顔の筋肉の使い方も感情の表現も全く逆になります。
💬 実践的な例文
The teacher frowned when she saw the students weren’t paying attention.
生徒たちが注意を払っていないのを見て、先生は眉をひそめた。
He frowned in concentration as he worked on the complex math problem.
複雑な数学の問題に取り組みながら、彼は集中してしかめっ面をした。
My parents frown on staying up late on school nights.
両親は学校のある夜に夜更かしすることを好ましく思わない。
She couldn’t help but frown when she tasted the bitter medicine.
苦い薬を味わったとき、彼女は思わずしかめっ面をした。
The deep frown on his face showed how worried he was.
彼の顔の深いしかめっ面は、どれほど心配しているかを表していた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. When she heard the disappointing news, she ______ with concern.
解説:
失望的なニュースを聞いたときは、心配して「しかめっ面をする (frowned)」のが自然な反応です。
2. Many traditional societies ______ on public displays of affection.
解説:
“Frown on” は「~を好ましく思わない」という意味の句動詞です。
3. The opposite of a frown is a ______.
解説:
しかめっ面 (frown) の反対は微笑み (smile) です。
4. Which word is most similar to “frown” when expressing anger?
解説:
“Scowl” は怒りを表現するしかめっ面で、”frown” に最も近い意味です。
5. He ______ as he tried to solve the difficult puzzle.
解説:
難しいパズルを解こうとするときは、集中して「しかめっ面をする (frowned)」のが自然です。