「繊細な Wrist の動き、意志を伝える表現力」
📚 意味と用法
wrist は、名詞として、人間の体の「手首」を指します。具体的には、手 (hand) と前腕 (forearm) をつなぐ関節部分です。この部分は多くの細かい骨と靱帯で構成されており、手を様々な方向に動かすことを可能にしています。腕時計 (wristwatch) やブレスレット (bracelet) などを身につける部位でもあります。
体の部位 (Part of the body)
She sprained her wrist playing tennis.
(彼女はテニスをしていて手首を捻挫した。)
装飾品をつける場所 (Place for accessories)
He wears a watch on his left wrist.
(彼は左の手首に腕時計をしている。)
🕰️ 語源と歴史
「Wrist」は、古英語の「wrist」または「wyrst」に由来します。これはさらにゲルマン祖語の「*wristiz」または「*wrihstiz」に遡り、「ねじる」「回す」といった意味の語根「*wreik-」または「*werg-」に関連していると考えられています。手首が体をねじったり回したりする動作において重要な役割を果たすことから、この名が付けられたと推測されます。他のゲルマン語にも同語源の言葉が見られます(例:ドイツ語の Rist「足の甲、手首」、古ノルド語の rist「足の甲」)。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
wrist | 日常的に使われる「手首」。 |
carpus | 解剖学で手首の骨格部分(手根骨)を指す専門用語。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
The wrist connects the hand to the forearm, while the ankle connects the foot to the leg. (手首は手と前腕をつなぎ、一方足首は足と脚をつなぎます。)
💬 実践的な例文
He checked the time on his wristwatch.
彼は腕時計で時間を確認した。
The doctor examined her injured wrist.
医者は彼女の負傷した手首を診察した。
With a flick of his wrist, the magician made the card disappear.
マジシャンは手首をひょいと動かしてカードを消した。
She wore a delicate silver bracelet on her wrist.
彼女は手首に繊細な銀のブレスレットを着けていた。
He grabbed her by the wrist to stop her from leaving.
彼は彼女が行ってしまうのを止めようと、彼女の手首を掴んだ。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The part of the body between the hand and the forearm is the ______.
解説:
手と前腕の間の体の部分は「wrist (手首)」です。
2. A watch worn on this part of the body is called a ______.
解説:
手首に着ける時計は「wristwatch (腕時計)」と呼ばれます。
3. He twisted his ______ while lifting the heavy box.
解説:
重い箱を持ち上げる際に「wrist (手首)」をひねった、という文脈です。
4. The ______ is a joint that allows for a wide range of hand movements.
解説:
「Wrist (手首)」は、広範囲な手の動きを可能にする関節です。
5. She wore a beautiful gold ______ on her left wrist.
解説:
彼女は左の手首に美しい金の「bracelet (ブレスレット)」を着けていました。