Piercing /ˈpɪəsɪŋ/
鋭い、突き刺す、貫通する、身に付ける穴
鋭く突き刺すような性質を持つ形容詞、または体に穴を開けるアクセサリーを指す名詞。音や視線、寒さなどが強烈で鋭いことを表現する。
「piercing で表現する鋭さと強烈さ」
📚 意味と用法
piercing は、形容詞として「鋭い」「突き刺すような」「貫通する」という意味で使われます。音が耳をつんざくほど鋭い場合(piercing scream)、視線が鋭く突き刺すような場合(piercing gaze)、寒さが身に染みる場合(piercing cold)などに用いられます。名詞としては、体の一部に穴を開けてアクセサリーを装着する「ピアス」「ボディピアッシング」を指します。
鋭い音・声 (Sharp sounds/voices)
The piercing scream echoed through the night.
(その耳をつんざく叫び声が夜に響いた。)
鋭い視線・目つき (Sharp gaze/eyes)
She gave him a piercing look that made him uncomfortable.
(彼女は彼を不快にさせる鋭い視線を向けた。)
🕰️ 語源と歴史
「Piercing」は、動詞「pierce」(突き刺す、貫く)に現在分詞の語尾「-ing」が付いた形です。「pierce」自体は古フランス語「percier」に由来し、さらにラテン語「pertusus」(穴を開けられた)に遡ります。
形容詞として「鋭い」「突き刺すような」という意味で使われるようになったのは14世紀頃からで、名詞として「ピアス」を指すようになったのは20世紀後半のボディピアッシング文化の普及に伴います。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
piercing | 突き刺すような鋭さ。音や視線、寒さなどに使用。 |
sharp | 一般的な鋭さ。物理的な刃物から抽象的な概念まで幅広く使用。 |
shrill | 特に音に対して使用。甲高くて耳障りな印象。 |
⚡ 対義語 (反対の意味)
関連する対比
piercing な音は耳をつんざくような鋭さを持ち、muffled (こもった)音や soft (柔らかい)音とは対照的です。
💬 実践的な例文
The piercing wind cut through my jacket like a knife.
その身を切るような風がナイフのように私のジャケットを突き抜けた。
She has beautiful piercing blue eyes that seem to see right through you.
彼女はあなたを見通すような美しい鋭い青い瞳を持っている。
The baby’s piercing cry woke up the entire household.
赤ちゃんの耳をつんざく泣き声が家中を起こした。
She got a new nose piercing last week.
彼女は先週新しい鼻ピアスをした。
His piercing analysis of the problem impressed everyone at the meeting.
彼の問題に対する鋭い分析は会議の全員を感動させた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The ______ sound of the fire alarm made everyone cover their ears.
解説:
火災警報器の音は「耳をつんざくような (piercing)」鋭い音として表現されます。
2. She gave him a ______ look that showed her displeasure.
解説:
不快感を示す視線は「鋭い (piercing)」と表現されます。
3. The ______ cold made it difficult to stay outside for long.
解説:
身を切るような厳しい寒さは「piercing cold」と表現されます。
4. Which is NOT typically described as “piercing”?
解説:
“Whisper”(ささやき)は小さくて柔らかい音なので、”piercing”とは表現されません。
5. Many teenagers today have ear ______ as a form of self-expression.
解説:
体に穴を開けるアクセサリーは「piercings」(ピアス)と呼ばれます。