英単語解説 – Flaming

Flaming /ˈfleɪmɪŋ/

燃え盛る、炎の;(色が)燃えるように鮮やかな;(口語で)ひどい

形容詞として、実際に炎を上げて燃えている様子や、炎のように鮮やかな色を指す。また、怒りや議論などが激しいこと、あるいは単に強調として「ひどい」という意味でも使われる。

「A flaming passion that cannot be extinguished.(消すことのできない、燃え盛る情熱)」

📚 意味と用法

flaming は、動詞 flame の現在分詞から派生した形容詞です。主な意味は、文字通り「炎を上げて燃えている」ことです。比喩的には、色が「燃えるように鮮やかな」(特に赤やオレンジ)ことや、感情や議論が「激しい」ことを表します。口語では、否定的な言葉を強調して「ひどい」「とんでもない」という意味でも使われます(例:a flaming idiot)。

燃えている (Burning with flames)

The building was a flaming inferno.

(その建物は燃え盛る地獄絵図だった。)

激しい、ひどい (Intense or terrible)

They had a flaming row last night.

(彼らは昨夜、激しい口論をした。)

🕰️ 語源と歴史

「Flaming」は、名詞・動詞の「flame」(炎;燃える)から来ています。「Flame」は、ラテン語の「flamma」(炎)に由来し、これはインド・ヨーロッパ祖語の「*bhleg-」(輝く、燃える)に遡ります。この語源は「flagrant」(目に余る)や「fulgent」(きらきら輝く)などとも関連しています。「燃える」という中心的な意味から、色や感情の激しさを表す比喩的な用法が生まれました。

*bhleg- (輝く)
flamma (炎)
flame → flaming

🔄 類義語 (似た意味の言葉)

burning (燃えている)
fiery (火のような、激しい)
blazing (燃え盛る)
intense (激しい)

⚡ 対義語 (文脈による)

extinguished (消えた)
calm (穏やかな)
dull (くすんだ)

💬 実践的な例文

1

The wreckage was still flaming when the firefighters arrived.

消防士が到着した時、残骸はまだ燃え盛っていた。

状況: 火事や事故の現場を描写する場面
2

She has flaming red hair.

彼女は燃えるような赤い髪をしている。

状況: 人の外見、特に髪の色を鮮やかに描写する場面
3

The two politicians had a flaming argument on live TV.

その二人の政治家は、テレビの生放送で激しい口論を繰り広げた。

状況: 議論や口論が非常に激しい様子を表す場面
4

What a flaming nuisance! (口語)

まったくもって迷惑なことだ!

状況: 強い苛立ちを強調して表現する場面
5

The dragon breathed a jet of flaming gas.

ドラゴンは燃え盛るガスの噴流を吐き出した。

状況: ファンタジー小説などで、炎を描写する場面

🧠 練習問題

以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。

1. Something that is actively burning with fire is ______.

cold
flaming
frozen
wet

解説:

活発に火を上げて燃えているものは「flaming」です。

2. The verb form of “flaming” is to ______.

flameful
flamable
flame
flamed

解説:

形容詞「flaming」の元となる動詞は「flame(燃える)」です。

3. The opposite of a flaming color is a ______ color.

bright
vibrant
dull
vivid

解説:

「燃えるような」鮮やかな色の反対は、「くすんだ (dull)」色です。

4. He drove off in a ______ temper.

good
flaming
calm
happy

解説:

「激しい」気性、つまりかんしゃくを起こして車で走り去った、という文脈です。

5. The sunset painted the sky in ______ oranges and reds.

pale
dark
flaming
light

解説:

夕焼けが空を「燃えるような」オレンジや赤に染めた、という鮮やかな描写です。