「Honor demands a duel – 名誉をかけた一騎打ち」
📖 意味と用法
duel は、名詞として「決闘」「対決」「一騎打ち」を意味し、動詞として「決闘する」「対決する」を意味します。歴史的には名誉をかけた武器による正式な戦いを指しましたが、現代では比喩的に激しい競争や対立も表現します。
武器による決闘 (Armed duel)
The two gentlemen agreed to settle their dispute with a duel at dawn.
(二人の紳士は夜明けの決闘で争いを決着させることに合意した。)
比喩的な対決 (Figurative duel)
The debate turned into a verbal duel between the two candidates.
(討論は二人の候補者間の言葉の対決となった。)
🕰️ 語源と歴史
「Duel」は、ラテン語の「duellum」に由来します。これは古いラテン語で「戦争」を意味する「bellum」の古い形「duellum」から来ており、「二人の間の戦い」を表していました。中世ラテン語を経て、古フランス語「duel」となり、最終的に英語に入りました。
決闘は中世ヨーロッパで名誉を守る手段として発達し、特に16~18世紀にかけて貴族の間で盛んに行われました。現代では法的に禁止されていますが、言葉としては競争や対立の比喩として使われ続けています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
duel | 正式な規則に基づく二人の戦い。名誉をかけた決闘。 |
combat | より一般的な戦闘。軍事的な戦いも含む。 |
showdown | 最終的な決着をつける対決。西部劇でよく使われる。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
duel (決闘) は対立と戦いを表すのに対し、peace (平和) や cooperation (協力) は調和と協働を表します。
💬 実践的な例文
The two politicians engaged in a heated duel of words during the debate.
二人の政治家は討論中に激しい言葉の対決を繰り広げた。
In the old Western movies, the hero often faced the villain in a duel at high noon.
古い西部劇では、主人公はしばしば正午に悪役と決闘で対峙した。
The chess championship became an intellectual duel between two grandmasters.
チェス選手権は二人のグランドマスター間の知的対決となった。
Dueling with swords was once considered a gentleman’s way to settle disputes.
剣による決闘はかつて紳士が争いを解決する方法とされていた。
The two companies have been locked in a pricing duel for months.
二つの会社は何か月も価格競争に陥っている。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The two samurai agreed to settle their honor dispute with a ______.
解説:
二人の侍が名誉に関する争いを解決するには「決闘 (duel)」が最も適切です。
2. The debate turned into a verbal ______ between the two candidates.
解説:
激しい言葉のやり取りは「言葉の対決 (verbal duel)」と表現されます。
3. In historical times, ______ was a common way to defend one’s honor.
解説:
歴史的に名誉を守る手段として「決闘すること (dueling)」が一般的でした。
4. The chess match became an intellectual ______ between the masters.
解説:
チェスの試合は知的な「対決 (duel)」として表現されます。
5. Which weapon was commonly used in historical duels?
解説:
歴史的な決闘では「剣 (sword)」が一般的に使用されていました。