Rattle /ˈrætəl/
ガラガラ音を立てる、動揺させる、ガラガラ
短く鋭い音を連続して立てること。また、人を動揺させたり、おもちゃのガラガラを指すこともある。
「rattle で音を立て、心も揺さぶる多彩な表現」
📚 意味と用法
rattle は、動詞と名詞の両方で使われる多義語です。動詞として使われる場合、短く鋭い音を連続して「ガラガラ音を立てる」という意味が基本です。また、人を「動揺させる」「困惑させる」という意味でも使われます。名詞として使われる場合は、「ガラガラ音」そのものや、赤ちゃん用の「ガラガラ(おもちゃ)」、ヘビの「ガラガラ(尻尾)」を指します。
音を立てる (Make rattling sounds)
The windows rattled in the strong wind.
(強風で窓がガタガタと音を立てた。)
動揺させる (Disturb or upset)
The unexpected question rattled the speaker.
(予期しない質問で講演者は動揺した。)
🕰️ 語源と歴史
「Rattle」は、中世英語の「ratelen」に由来し、さらに古く低地ドイツ語の「ratelen」(ガラガラ音を立てる)まで遡ります。この語は音象徴語(onomatopoeia)の一種で、実際の音を模倣して作られた言葉です。
14世紀頃から英語で使われ始め、当初は主に「連続的な短い音を立てる」という意味でした。17世紀になると「人を動揺させる」という比喩的な意味も加わり、現代でも幅広く使われています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
rattle | 短く鋭い連続音。心理的動揺も表現。 |
clatter | 硬い物同士がぶつかる大きな音。 |
jangle | 金属的な不協和音。神経に障る音。 |
⚡ 対義語 (反対の意味)
関連する対比
窓が rattle (ガタガタ音を立てる) することは、部屋が silent (静かである) ことと対照的です。また、誰かを rattle (動揺させる) することは、その人を calm (落ち着かせる) こととは正反対の行為です。
💬 実践的な例文
The old truck rattled down the bumpy road.
古いトラックがでこぼこ道をガタガタと音を立てて走った。
The baby loves to play with her colorful rattle.
赤ちゃんはカラフルなガラガラで遊ぶのが大好きです。
The unexpected criticism rattled his confidence.
予期しない批判が彼の自信を動揺させた。
She can rattle off all the state capitals from memory.
彼女は州都をすべて記憶からすらすらと言うことができる。
The hikers heard the distinctive rattle of a snake nearby.
ハイカーたちは近くでヘビの特徴的なガラガラ音を聞いた。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The wind made the windows ______ all night.
解説:
風で窓が音を立てる場合は「rattle」(ガタガタ音を立てる)が適切です。
2. The baby’s ______ makes a pleasant sound when shaken.
解説:
赤ちゃんが振って音を出すおもちゃは「rattle」(ガラガラ)です。
3. The difficult question ______ the student during the exam.
解説:
難しい質問が学生を「動揺させた」場合は「rattled」が適切です。
4. Which meaning does “rattle off” have?
解説:
「rattle off」は「すらすらと早く言う」という意味の句動詞です。
5. A rattlesnake gets its name from the ______ on its tail.
解説:
ガラガラヘビは尻尾の「rattle」(ガラガラ)からその名前が付けられました。