「The day of reckoning will come for all of us. – 審判の日は、我々すべてに訪れる」
📚 意味と用法
reckoning は、名詞として、複数の意味を持つ重みのある言葉です。基本的な意味は「計算」や「勘定」です。レストランでの会計などを指します。しかし、より重要なのは比喩的な意味で、過去の悪行や過ちに対する報いを受ける時、つまり「清算」や「審判」の時を指します (`day of reckoning`)。この用法は、避けられない結果や罰が下されるという、運命的で厳粛なニュアンスを持ちます。
計算・勘定 (Calculation)
By my reckoning, we should arrive in about an hour.
(私の計算では、あと1時間ほどで到着するはずだ。)
審判の時 (A time of judgment)
The corrupt politician finally faced his day of reckoning.
(その腐敗した政治家は、ついに審判の日を迎えた。)
🕰️ 語源と歴史
「Reckoning」は、動詞「reckon」(数える、計算する、見なす)の現在分詞形から来ています。「Reckon」は、古英語の「gerecenian」(説明する、順序立てて話す)に由来し、これはゲルマン語系の語根で「整える、まっすぐにする」という意味を持っていました。物事を順序立てて数え上げることから「計算する」という意味になり、さらに「計算を清算する」ことから、比喩的に「過去の行いを清算する」=「審判」という意味合いを持つようになりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
The day of reckoning (審判の日) は、罪が清算される時であり、forgiveness (赦し) や pardon (恩赦) とは対照的な結果をもたらします。
💬 実践的な例文
The final reckoning showed that we had made a profit.
最終的な計算の結果、我々が利益を上げていたことがわかった。
The company’s years of environmental damage led to a final reckoning.
その会社の長年にわたる環境破壊は、最終的な報いへとつながった。
By dead reckoning, the ship was hundreds of miles off course.
推測航法による計算では、船は何百マイルもコースを外れていた。
The story is a moral tale about crime and its eventual reckoning.
その物語は、犯罪と、その最終的な報いについての道徳的な話だ。
There will be a reckoning for those who betrayed the team.
チームを裏切った者たちには報いがあるだろう。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The verb form of reckoning is to ______.
解説:
reckoning(名詞)の動詞形は「計算する、思う(reckon)」です。
2. The “day of ______” is a time when past mistakes are punished.
解説:
過去の過ちが罰せられる時は「審判の日(day of reckoning)」と呼ばれます。
3. A synonym for reckoning is ______.
解説:
reckoningの類義語として「計算(calculation)」があります。
4. An antonym for reckoning (as judgment) is ______.
解説:
審判としての reckoning の対義語は「赦し(forgiveness)」です。
5. By my ______, we are still 10 miles from our destination.
解説:
「私の計算では(By my reckoning)」という表現で、見積もりや推測を示すのに使われます。