「sob は心の痛みが音になって表れること」
📚 意味と用法
sob は、動詞として「すすり泣く」「しゃくりあげる」という意味で使われます。短い息をつまらせながら、断続的に声を立てて泣くことを表します。通常、深い悲しみや苦痛を表現する際に使われ、単なる涙を流すことよりも感情的で激しい泣き方を指します。名詞としても使われ、すすり泣きの音や行為そのものを表します。
動詞として (As a verb)
She sobbed uncontrollably when she heard the news.
(彼女はそのニュースを聞いて、抑えきれずにすすり泣いた。)
名詞として (As a noun)
I could hear her sobs from the next room.
(隣の部屋から彼女のすすり泣く声が聞こえた。)
🕰️ 語源と歴史
「Sob」は、中世英語の「sobben」に由来します。これは擬音語(onomatopoeia)として発達した言葉で、実際のすすり泣く音を模倣して作られた可能性が高いとされています。ゲルマン語族の言語に共通する語根を持ち、泣く音を直接的に表現する言葉として自然に発達しました。
14世紀頃から英語で使われ始め、現在でも基本的な意味は変わっていません。人間の感情表現の基本的な動作を表す言葉として、長い間使われ続けています。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
sob | 短い息をつまらせながら断続的に泣く。感情的で激しい。 |
cry | 最も一般的な「泣く」の表現。様々な程度の泣き方を含む。 |
weep | より静かで控えめな泣き方。文学的な表現。 |
⚡ 対義語 (反対の意味)
感情の対比
Sob は悲しみや苦痛を表現する行為であり、喜びや楽しさを表現する laugh (笑う) や smile (微笑む) と対照的です。
💬 実践的な例文
The child sobbed loudly when his balloon flew away.
その子は風船が飛んでいったとき、大声ですすり泣いた。
She tried to speak, but could only sob into her hands.
彼女は話そうとしたが、手に顔を埋めてすすり泣くことしかできなかった。
His sobs gradually quieted as he calmed down.
彼が落ち着くにつれて、すすり泣く声は徐々に静かになった。
The mother sobbed with relief when her lost child was found.
迷子になった我が子が見つかったとき、母親は安堵ですすり泣いた。
Don’t give me that sob story about not having time to study.
勉強する時間がなかったという同情話は聞かせないでくれ。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. The little girl began to ______ when she couldn’t find her teddy bear.
解説:
テディベアが見つからなくて悲しんでいる小さな女の子は「すすり泣く (sob)」のが自然です。
2. I could hear her ______ from the other room.
解説:
隣の部屋から聞こえてくる音として、「すすり泣く声 (sobs)」が文脈に最も適しています。
3. He tried to control his emotions, but he couldn’t stop ______.
解説:
感情をコントロールしようとしても止められないものとして、「すすり泣くこと (sobbing)」が適切です。
4. Don’t believe his ______ about losing all his money.
解説:
お金を失ったという話で同情を誘おうとしているので、「sob story (同情話)」が適切です。
5. Which word is the opposite of “sob”?
解説:
「sob (すすり泣く)」の反対は「laugh (笑う)」です。他の選択肢は全て泣くことに関連しています。