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【greedy – 貪欲な】
【greedy – 貪欲な】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「greedy」という単語は、古英語の「grǣdig」に由来し、「貪欲な、飢えた」を意味します。この語はさらに、ゲルマン語派の「grēdō」(飢え、渇望)に遡ります。元々は食物に対する貪欲さを表す言葉でしたが、後に一般的な欲望や渇望にも使用されるようになりました。現代英語では、物質的なものだけでなく、権力や名声などに対する過度な欲求を示す際にも用いられます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Avaricious – 貪欲な
- Covetous – 強欲な
- Rapacious – 貪欲な、強欲な
- Voracious – 貪欲な、大食いの
- Insatiable – 飽くことのない
- 反対語:
- Generous – 寛大な
- Selfless – 無私の
- Altruistic – 利他的な
- Charitable – 慈善的な
- Content – 満足している
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「greedy」と似た単語には「avaricious」や「covetous」があります。「avaricious」は特にお金に対する貪欲さを示し、「covetous」は他人の持ち物を強く欲しがる意味を持ちます。「greedy」はこれらよりも広範な欲望を示す場合に使われます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「greedy」という言葉は、多くの文学作品や映画でよく見られます。例えば、チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」では、主人公のスクルージが貪欲な老人として描かれ、物語の進行とともに心の変化を遂げます。彼の貪欲さは、クリスマスの精神や他者への配慮を欠いた行動として描かれています。また、ギリシャ神話のミダス王も、貪欲さの象徴的なキャラクターです。彼は、触れるものすべてが黄金になるという願いを持ちましたが、その結果として食物や愛する人までもが黄金になってしまい、最終的にはその願いの愚かさに気づくことになります。こうした物語は、貪欲さがいかに自己破壊的であり、最終的には幸福をもたらさないことを教えてくれます。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The greedy child grabbed all the cookies from the jar.
- 貪欲な子供は瓶からすべてのクッキーを掴んだ。
- Greedy for power, the politician made unethical decisions.
- 権力に貪欲なその政治家は非倫理的な決定を下した。
- His greedy behavior alienated his friends and family.
- 彼の貪欲な行動は友人や家族を遠ざけた。
- The company’s greedy practices led to its eventual downfall.
- その会社の貪欲なやり方は最終的な破滅につながった。
- She was not greedy for money but desired knowledge above all.
- 彼女はお金に貪欲ではなく、何よりも知識を渇望していた。