【apprehend – 逮捕する、理解する】
【apprehend – 逮捕する、理解する】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「apprehend」という単語はラテン語の「apprehendere」に由来します。この言葉は「ad-」(~に向かって)と「prehendere」(つかむ、捕らえる)から成り立っています。ラテン語の「prehendere」は「手でつかむ」という意味があり、英語の「comprehend」(理解する)や「prehensile」(つかむ力がある)などの単語の語源でもあります。「apprehend」は中世英語を経て現代英語に取り入れられ、初期の意味としては「捕らえる、逮捕する」という意味で使われました。その後、「頭の中で捕らえる」という比喩的な意味から「理解する」という意味も加わりました。このように、「apprehend」という単語は物理的な捕らえる行為と知的な理解の両方を表すようになりました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Arrest – 逮捕する
- Capture – 捕らえる
- Grasp – 理解する、つかむ
- Understand – 理解する
- Comprehend – 理解する
- 反対語:
- Release – 解放する
- Free – 自由にする
- Misunderstand – 誤解する
- Ignore – 無視する
- Disregard – 無視する
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「apprehend」に似た単語として「arrest」や「capture」があります。「arrest」は法的な意味での逮捕を意味し、「capture」は物理的に捕らえることを指します。また、「comprehend」は「理解する」という意味で「apprehend」に似ていますが、「comprehend」はより深い理解を意味することが多いです。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「apprehend」という単語は、犯罪小説や映画で頻繁に登場します。例えば、アガサ・クリスティの作品では、探偵が犯人を見つけ出し、逮捕する過程が描かれます。この逮捕の瞬間に「apprehend」という言葉が使われることがよくあります。また、警察ドラマでは、捜査官が犯人を追跡し、最終的に逮捕するシーンでこの単語が頻繁に使われます。理解するという意味でも、教育や学問の分野で重要な役割を果たします。例えば、複雑な理論や概念を学生が理解する過程を表すのに「apprehend」という言葉が用いられます。物語の中では、主人公が何か重要な事実を理解する瞬間に使われることも多いです。このように、「apprehend」は物理的な逮捕と知的な理解の両方を表す重要な単語であり、私たちの日常生活や文化に深く根付いています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The police managed to apprehend the suspect after a long chase.
- 警察は長い追跡の末に容疑者を逮捕することに成功した。
- It took a while for her to apprehend the complexity of the issue.
- 彼女が問題の複雑さを理解するには時間がかかった。
- The teacher’s explanation helped the students to apprehend the new concept.
- 先生の説明のおかげで、生徒たちは新しい概念を理解することができた。
- The authorities were quick to apprehend the escaped prisoner.
- 当局は脱獄した囚人をすぐに逮捕した。
- He couldn’t apprehend why his friend was so upset.
- 彼はなぜ友人がそんなに怒っているのか理解できなかった。