【therewith – それと共に】

【therewith – それと共に】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「Therewith」という単語は、中英語の「therwith」から派生しています。この単語は「there」(そこ)と「with」(共に)の組み合わせから成り立っています。古英語では「þærwiþ」という形で現れ、意味は現代英語と同様に「それと共に」や「その後すぐに」を表しました。

中世英語と古英語の時代には、「therewith」は頻繁に使われていましたが、時代が進むにつれて次第に使用頻度が減少しました。現代英語においては、この単語は主に法律文書や古典文学で見られることが多く、日常会話ではほとんど使用されません。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語:
    1. Thereupon – それに伴って
    2. Thereafter – その後
    3. Withal – それにもかかわらず
    4. Consequently – その結果
    5. Accordingly – それに応じて
  • 反対語:
    1. Separately – 別々に
    2. Independently – 独立して
    3. Apart – 離れて

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「Therewith」と似ていて間違いやすい単語としては、「Thereby」があります。「Therewith」は「それと共に」や「その後すぐに」を意味しますが、「Thereby」は「それによって」や「その結果」という意味を持ちます。文脈によって適切に使い分けることが重要です。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「Therewith」という単語は、現代の英語ではあまり使われないため、その使用に関するエピソードは少ないですが、歴史的な文書や古典文学ではよく見られます。例えば、ウィリアム・シェイクスピアの作品には、しばしばこのような古風な表現が登場します。シェイクスピアは「therewith」や「thereupon」などの単語を巧みに使い、登場人物の行動や感情の変化を描写しました。

また、「therewith」は法律文書や契約書でもよく使用されます。これらの文書では、正式なトーンを維持するために古風な言い回しが好まれることがあります。例えば、契約書の条項で「その後すぐに発効する」や「それに伴って発生する」といった意味合いを表現するために「therewith」が使われることがあります。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  • He received the letter and therewith a sense of relief.
    • 彼は手紙を受け取り、それと共に安心感を得た。
  • She completed the project and was therewith promoted.
    • 彼女はプロジェクトを完成させ、それと共に昇進した。
  • The agreement was signed, and therewith, the negotiations concluded.
    • 契約が締結され、それと共に交渉が終了した。
  • He apologized sincerely, and therewith, the tension between them eased.
    • 彼は心から謝罪し、それと共に二人の間の緊張が和らいだ。
  • The package arrived, and therewith, the long-awaited documents.
    • 小包が届き、それと共に待ち望んでいた書類も届いた。