
【disgraceful – 不名誉な】
【disgraceful – 不名誉な】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「disgraceful」という言葉は、「不名誉な、恥ずべき」という意味を持ちます。この単語は「dis-(否定)」と「grace(恩寵、優美、名誉)」を組み合わせたもので、語源的には「名誉を失った状態」を示します。「grace」はラテン語の「gratia」から派生しており、「恩恵」「好意」「美徳」などの意味があります。これに否定の接頭辞「dis-」が加わることで、「名誉を失う」「恥ずべき」という意味が生じました。
「disgraceful」が英語に取り入れられたのは16世紀頃で、当初から「名誉を傷つける」「不名誉な」という意味で使用されていました。この言葉は、人や行為、状況が道徳的、社会的な基準に反していると見なされる場合に用いられます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- shameful(恥ずべき)
- dishonorable(不名誉な)
- ignominious(屈辱的な)
- scandalous(スキャンダラスな)
- reprehensible(非難すべき)
- 反対語:
- honorable(名誉ある)
- respectable(尊敬すべき)
- commendable(称賛すべき)
- dignified(威厳のある)
- reputable(評判の良い)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- disgraced:これは「不名誉になった」または「失脚した」という意味で、過去形や過去分詞形で使われます。
- disgusting:これは「嫌悪感を引き起こす」という意味で、「disgraceful」とはニュアンスが異なります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「disgraceful」という言葉は、歴史や文学作品で数多くのエピソードや状況を描写するために使用されてきました。例えば、アーサー王伝説の中で、ランスロットとグィネヴィアの不倫は王国にとって「disgraceful」な行為と見なされました。この不名誉な行動は、円卓の騎士たちの絆を揺るがし、最終的にはアーサー王の王国の崩壊につながる一因となりました。
また、歴史的な事件でも「disgraceful」という言葉が頻繁に使われます。例えば、ウォーターゲート事件はアメリカの政治史における不名誉な出来事として知られています。ニクソン大統領の関与が明らかになり、彼の辞任に至る過程は、米国民にとって非常に「disgraceful」な事件でした。この事件は、政治的な腐敗や権力の乱用に対する社会的な認識を大きく変えるきっかけとなりました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- His behavior at the meeting was absolutely disgraceful.
- 彼の会議での行動は全くもって不名誉でした。
- It is disgraceful to treat animals so cruelly.
- 動物をそのように残酷に扱うのは不名誉です。
- The scandal was a disgraceful chapter in the company’s history.
- そのスキャンダルは会社の歴史における不名誉な一章でした。
- Her failure to apologize for her actions was disgraceful.
- 自分の行動に謝罪しなかったことは不名誉でした。
- It was disgraceful that he ignored the safety regulations.
- 彼が安全規則を無視したのは不名誉なことでした。