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【embassy – 大使館】
【embassy – 大使館】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「embassy」という言葉は、中世ラテン語の「ambassāre(使節)」から派生しています。この単語は、さらに古フランス語の「ambassade」やイタリア語の「ambasciata」に由来し、いずれも「使節団」や「使節の任務」を意味しています。「embassy」は15世紀頃に英語に取り入れられ、国際関係において一国の代表が他国に駐在する公的な機関を指すようになりました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- consulate(領事館)
- legation(公使館)
- mission(使節団)
- diplomatic office(外交事務所)
- chancery(公使館)
- 反対語: 「embassy – 大使館」には直接的な反対語が存在しませんが、異なる概念として以下が挙げられます:
- domestic office(国内事務所)
- home government(本国政府)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
似た単語で間違いやすいものとしては、「consulate」や「legation」があります。
- consulate(領事館):主に商業的な業務や在留邦人の保護を行う機関で、大使館とは異なる役割を持ちます。
- legation(公使館):大使館に準ずるが、地位が低い外交使節団の施設を指します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
大使館にまつわる有名なエピソードの一つに、「イランアメリカ大使館人質事件」があります。1979年11月4日、イラン革命の最中、テヘランのアメリカ大使館がイランの過激派学生に占拠され、52人のアメリカ人が人質に取られました。この事件は、444日間にわたって続き、アメリカとイランの外交関係に深刻な影響を与えました。
当時のアメリカ大使館員たちは、イラン革命の余波を受けており、彼らの安全が脅かされていました。占拠が始まると、大使館内のアメリカ人は即座に拘束され、過酷な環境下での生活を強いられました。この事件は国際社会の注目を集め、世界中でさまざまな反応を引き起こしました。
アメリカ政府は人質解放のために外交交渉や秘密作戦を試みましたが、いずれも成功しませんでした。最終的に、人質は1981年1月20日、アルジェ合意に基づいて解放されました。この合意は、イランとアメリカの間で調停されたものであり、人質解放と引き換えに、アメリカはイランの資産凍結を解除することを約束しました。
この事件は、アメリカの外交政策に大きな影響を与えただけでなく、国際関係における大使館の重要性とリスクを浮き彫りにしました。現在でも、世界中の大使館はさまざまな危険にさらされることがあり、外交官や大使館員の安全確保は極めて重要な課題となっています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The embassy is located in the center of the capital city.
- 大使館は首都の中心にあります。
- She went to the embassy to renew her passport.
- 彼女はパスポートを更新するために大使館に行きました。
- The embassy held a reception to celebrate the national holiday.
- 大使館は国民の祝日を祝うためにレセプションを開催しました。
- He works as a diplomat at the Japanese embassy in London.
- 彼はロンドンの日本大使館で外交官として働いています。
- During the crisis, many citizens sought refuge at the embassy.
- 危機の間、多くの市民が大使館に避難を求めました。