
【tiresome – 退屈な、うんざりする】
【tiresome – 退屈な、うんざりする】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Tiresome」という単語は、英語の「tire」に「-some」を付け加えた形で作られています。「tire」は、古英語の「tīorian」(疲れる)に由来し、これ自体はゲルマン語派の単語であり、「疲れる」という意味を持っています。「-some」は形容詞を作る接尾辞で、「~の性質を持つ」「~のような」という意味を加えます。したがって、「tiresome」は「疲れる性質を持つ」や「疲れさせる」という意味になります。
この単語の歴史は中世英語に遡り、14世紀から15世紀にかけて使用され始めました。当初は肉体的に疲れることを意味していましたが、徐々に精神的に疲れることや、うんざりさせることにも使われるようになりました。19世紀に入ると、特に「退屈な」や「うんざりする」という意味で広く使われるようになりました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Boring – 退屈な
- Dull – つまらない
- Tedious – 長ったらしい
- Monotonous – 単調な
- Wearisome – 疲れさせる
- 反対語:
- Interesting – 興味深い
- Exciting – 興奮させる
- Engaging – 引きつける
- Fascinating – 魅力的な
- Stimulating – 刺激的な
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「Tiresome」と似ていて間違いやすい単語には以下があります:
- Tiring:
- 「疲れさせる」という意味です。「Tiresome」は「退屈な」というニュアンスが強いのに対し、「tiring」は肉体的または精神的に「疲れさせる」という意味に重点を置いています。
- Tedious:
- 「長ったらしい」や「単調で退屈な」という意味です。どちらも退屈さを表現しますが、「tedious」は特に長時間続く場合に使われることが多いです。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「Tiresome」という単語にまつわる面白いエピソードとして、19世紀のイギリスの作家チャールズ・ディケンズの話があります。ディケンズは彼の作品で「tiresome」という単語をよく使っていました。彼の小説「大いなる遺産」(Great Expectations)には、主役のピップがとても退屈に感じるシーンが登場します。ピップはミス・ハヴィシャムの家での生活が「tiresome」だと感じ、彼女の奇妙な行動や無意味な日常にうんざりします。このように、ディケンズは「tiresome」という単語を使って、読者に主人公の感情や状況を強調しました。
また、ディケンズは自身の講演活動でも「tiresome」という単語を使って観客を楽しませることがありました。彼は長い旅の中で経験した退屈な出来事や人々についてユーモラスに語り、その話が大いに受けました。ディケンズの巧みな話術と「tiresome」の使い方は、彼がどれだけ言葉を効果的に使えるかを示しています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The lecture was so tiresome that many students fell asleep.
- 講義はとても退屈だったので、多くの学生が眠ってしまいました。
- He found the long meeting tiresome and unproductive.
- 彼は長い会議が退屈で生産的ではないと感じました。
- The movie was tiresome, and I almost left the theater early.
- 映画は退屈で、私はほとんど早めに劇場を出ようとしました。
- She avoided the tiresome task of filing documents.
- 彼女は書類を整理する退屈な作業を避けました。
- The repetitive chores became increasingly tiresome over time.
- 繰り返しの雑用は時間が経つにつれてますます退屈になりました。