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【chaplain – 牧師、従軍牧師】
【chaplain – 牧師、従軍牧師】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Chaplain」という言葉の起源は、中世ラテン語の「cappellanus」に遡ります。これは、「cappella」(小聖堂)から派生した言葉です。「Cappella」は、「capella」(小さなマント、特に聖職者が着用するもの)の縮小形であり、この言葉はさらに「cappa」(マント、ケープ)に由来しています。この背景には、聖マルティンが貧しい人に自分のマントを与えたという伝説があります。聖マルティンのマントの一部が聖遺物として扱われ、小聖堂(cappella)に保管されたことから、この聖遺物を管理する聖職者が「cappellanus」と呼ばれるようになりました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Clergyman – 聖職者
- Minister – 牧師
- Pastor – 牧師
- Priest – 神父
- Reverend – 牧師
- 反対語:
- Layperson – 一般信徒
- Secularist – 世俗主義者
- Atheist – 無神論者
- Agnostic – 不可知論者
- Nonbeliever – 無信仰者
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「Chaplain」と似ていて間違いやすい単語には以下があります:
- Chaplaincy:
- 「Chaplaincy」は「牧師の職務」や「牧師の任期」を意味します。職務や役職を指す点で異なりますが、似た文脈で使われることがあります。
- Chapel:
- 「Chapel」は「礼拝堂」を意味します。物理的な場所を指す単語であり、牧師自体ではありませんが、関連性があります。
- Chaplet:
- 「Chaplet」は「小さな冠」や「数珠」を意味します。宗教的な文脈で使用されることがありますが、牧師とは直接関係ありません。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「Chaplain」という言葉には多くの歴史的なエピソードがあります。特に第二次世界大戦中の従軍牧師の役割は非常に重要でした。アメリカ軍の従軍牧師であるジョン・P・ワシントン神父は、その一例です。ワシントン神父は、1943年に輸送船「ドーチェスター」がドイツのUボートによって撃沈された際に、他の3人の牧師と共に自己犠牲の精神を示しました。彼ら4人の牧師は、沈みゆく船で冷静に行動し、救命胴衣を持たない兵士たちに自分たちの救命胴衣を譲り、最後まで兵士たちの精神的な支えとなりました。
このエピソードは「4人の勇敢な牧師」として知られ、彼らの自己犠牲と献身は多くの人々に感動を与えました。この出来事は、従軍牧師の役割が単なる宗教的な支援に留まらず、兵士たちの精神的な支えとしての重要性を強調しています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The chaplain led the soldiers in prayer before the battle.
- 牧師は戦闘前に兵士たちを祈りに導いた。
- She sought advice from the school chaplain during difficult times.
- 彼女は困難な時期に学校の牧師に助言を求めた。
- The hospital chaplain provided comfort to patients and their families.
- 病院の牧師は患者とその家族に安らぎを提供した。
- The chaplain’s sermon was both inspiring and comforting.
- 牧師の説教は感動的であり、心を慰めるものであった。
- During the service, the chaplain spoke about hope and resilience.
- 礼拝の間、牧師は希望と回復力について話した。