
【dissolution – 解散、分解】
【dissolution – 解散、分解】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「Dissolution」という単語は、ラテン語の「dissolutio」に由来し、この言葉はさらに「dissolvere」(解消する、分解する)から派生しています。「dissolvere」は「dis-」(分離する)と「solvere」(解く、解放する)という二つの部分から成り立っています。中世ラテン語でこの概念は「分離して解放する」という意味合いで使われ、そこから現代英語の「dissolution」に至りました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Disintegration – 崩壊
- Termination – 終了
- Disbandment – 解散
- Decomposition – 分解
- Collapse – 崩壊
- 反対語:
- Establishment – 設立
- Formation – 形成
- Unification – 統合
- Continuation – 継続
- Assembly – 集会
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「Dissolution」と似ていて間違いやすい単語には以下があります:
- Resolution:
- 「Resolution」は「決議」や「解決」を意味します。混同しやすいですが、全く異なる意味を持ちます。解散や分解ではなく、問題や状況の解決を表します。
- Disillusion:
- 「Disillusion」は「幻滅」や「覚醒」を意味します。これも「dissolution」と異なり、期待や幻想が壊れることを指します。
- Solution:
- 「Solution」は「解決策」や「溶液」を意味します。こちらも「dissolution」とは異なり、問題の解決や化学的な溶液を指します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「Dissolution」という言葉は、歴史的な出来事においても重要な役割を果たしてきました。その一例として、「修道院の解散(Dissolution of the Monasteries)」が挙げられます。これは、16世紀のイングランドで起こった宗教改革の一環であり、ヘンリー8世の統治下で行われました。当時、イングランドの修道院、修道院、そしてその他の宗教的な施設は、莫大な財産と影響力を持っていました。ヘンリー8世はこれらの財産を没収し、王室の財政を補うために使用しました。
この「修道院の解散」は、単に宗教施設が閉鎖されるだけでなく、多くの修道士や修道女が職を失い、コミュニティが崩壊するという重大な影響を及ぼしました。また、この出来事はイングランドの宗教的、政治的な風景を一変させ、カトリック教会からの独立を強化し、プロテスタントの台頭を促進しました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The dissolution of the company was announced last week.
- 会社の解散は先週発表されました。
- The dissolution of the salt in water is a physical change.
- 塩の水への溶解は物理的変化です。
- The political party faced dissolution after the scandal.
- その政治党はスキャンダルの後、解散に直面しました。
- The dissolution of the partnership was mutually agreed upon.
- そのパートナーシップの解消は双方合意の上で行われました。
- The dissolution of Parliament was followed by a general election.
- 議会の解散の後、総選挙が行われました。