【scrap – 破片、スクラップ】
【scrap – 破片、スクラップ】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「scrap」という言葉は、中英語の「scrap」から派生し、これは古ノルド語の「skrap」(切れ端、破片)に由来します。「skrap」は「切る」を意味する「skrapa」に関連しています。この言葉は、物の断片や破片を指し、特に金属や紙のような材料の使い残しを意味します。14世紀には英語で「小さな断片、破片」を意味するようになり、現在では廃棄物やリサイクル可能な素材としての「スクラップ」を指すことが一般的です。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- fragment(断片)
- piece(部分)
- bit(小片)
- debris(瓦礫)
- remnant(残り)
- 反対語:
- whole(全体)
- entirety(完全)
- intact(無傷の)
- complete(完全な)
- unified(統一された)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
似た単語で間違いやすいものとして、「scrape」と「strap」があります。
- scrape:こすり取る。意味が異なり、動詞として使用されます。
- strap:ストラップ、ひも。形が似ていますが、全く異なる意味です。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「scrap」に関連する興味深いエピソードの一つは、第二次世界大戦中のアメリカでの金属スクラップのリサイクル運動です。戦時中、軍事用の資源が不足していたため、アメリカ政府は国民に金属スクラップの回収とリサイクルを呼びかけました。この運動は「Scrap Metal Drive」と呼ばれ、国民が家庭やコミュニティで不要な金属製品を収集し、軍需品の製造に再利用することが目的でした。
当時、家庭で使用されていた様々な金属製品、例えば古い鍋やフライパン、自転車、壊れた農機具などが回収対象となりました。学校や地域社会でもスクラップ収集が奨励され、子供たちも積極的に参加しました。この運動は、国民の戦時協力の一環として大きな成功を収め、数百万トンの金属が回収されました。これにより、戦車、飛行機、武器などの軍事装備の製造が促進され、戦争遂行に大いに貢献しました。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She collected scraps of fabric for her quilting project.
- 彼女はキルトプロジェクトのために布の破片を集めました。
- The mechanic sold the old car for scrap metal.
- メカニックは古い車をスクラップメタルとして売りました。
- After the party, there were scraps of paper all over the floor.
- パーティーの後、床一面に紙の破片が散らばっていました。
- He kept a scrap of the love letter as a memento.
- 彼は記念としてラブレターの破片を持っていました。
- The chef used scraps of vegetables to make a soup.
- シェフは野菜の切れ端を使ってスープを作りました。