
【civility – 礼儀正しさ】
【civility – 礼儀正しさ】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「civility」という単語は、ラテン語の「civilitas」から派生しています。「civilitas」は「市民性」や「市民の礼儀」という意味があり、これは「civis」(市民)から来ています。中世ラテン語では「civilitas」は社会的な礼儀やマナーを指し、フランス語を経由して英語に取り入れられました。英語では、18世紀初頭から「civility」という形で使われるようになり、社会的な礼儀や丁寧な態度を表現する用語として定着しました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- courtesy (礼儀)
- politeness (丁寧さ)
- decorum (礼儀作法)
- manners (マナー)
- 反対語:
- rudeness (無礼)
- incivility (無礼)
- disrespect (無礼)
- impoliteness (不作法)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- civics (市民学)
- civil (市民の)
- civilization (文明)
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「civility」の概念は、古代から重要な社会的価値とされてきました。中世ヨーロッパでは、貴族や上流階級の間で「civility」は社会的地位や品位を示すものとして重視されていました。礼儀正しさや丁寧さは、社交の場での重要な要素であり、特に公の場での行動は厳しく規定されていました。例えば、フランスの宮廷では、礼儀正しさが権力や影響力を得るための鍵とされており、宮廷内の礼儀作法は厳格に守られていました。現代でも、ビジネスや政治、社交の場での「civility」は重要視されており、相手への敬意や丁寧さを示すことが良好な関係を築くための基本とされています。このように、「civility」は時代や場所を超えて、社会的な調和や尊重を促進する重要な概念です。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The guests at the formal dinner exhibited great civility throughout the evening.
- フォーマルなディナーのゲストたちは、夜を通して大変礼儀正しかったです。
- Despite their disagreement, they handled the situation with civility.
- 意見の相違にもかかわらず、彼らは状況を礼儀正しく対処しました。
- Civility in conversation can often help resolve conflicts more effectively.
- 会話の中での礼儀正しさは、しばしば紛争をより効果的に解決するのに役立ちます。
- She was praised for her civility in addressing the public during the speech.
- スピーチ中に公衆に対する礼儀正しさが称賛されました。
- Maintaining civility in stressful situations can be challenging but important.
- ストレスの多い状況で礼儀正しさを保つのは難しいが、重要です。