【guise – 見せかけ、外見】
【guise – 見せかけ、外見】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「guise」という言葉は、古フランス語の「guise」(方法、様子)に由来し、さらに古高ドイツ語の「wisa」(方法、様式)に遡ります。この語源から、外見や様子、特に見せかけや偽装の意味が発展しました。14世紀頃に英語に取り入れられ、「guise」は特に他人を欺くための外見や振る舞いを指すようになりました。この言葉は、表面的な見せかけと本質との違いを強調する際に使われます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Appearance (外見) – 外見
- Facade (外見、見せかけ) – 外見、見せかけ
- Disguise (変装) – 変装
- Pretense (ふり) – ふり
- Mask (仮面) – 仮面
- 反対語:
- Reality (現実) – 現実
- Truth (真実) – 真実
- Authenticity (本物) – 本物
- Genuineness (誠実) – 誠実
- Transparency (透明性) – 透明性
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「guise」と「disguise」は似ていますが、「disguise」は特に変装や偽装を指し、物理的な外見の変更を意味します。「guise」はもっと広範な意味を持ち、行動や態度の見せかけも含みます。「facade」は建物の正面や外観を指すと同時に、比喩的に使うと見せかけを意味します。「appearance」は単に外見を指し、必ずしも見せかけの意味を含みません。「pretense」は嘘やふりを意味し、行動や態度に焦点を当てます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「guise」という言葉は、文学や物語の中でよく使われます。例えば、シェイクスピアの戯曲『お気に召すまま』では、登場人物がさまざまな「guise」を用いて他人を欺き、誤解を生じさせます。主人公のロザリンドは男装して森に逃げ込み、そこでの出来事が物語の展開を複雑にします。
また、社会的なコンテクストでは、「guise」は人々が自己をどのように表現するか、特に他人に対する印象操作に関連しています。ビジネスの世界では、企業が「社会的責任」を表明する「guise」で実際には利益追求を続けることがあります。これは「greenwashing」と呼ばれ、環境意識の高さを装いながら、実際の行動が一致しない場合に使われます。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- He appeared in the guise of a beggar to test people’s generosity.
- 彼は人々の寛容さを試すために乞食のふりをして現れた。
- The spy entered the building under the guise of a maintenance worker.
- スパイはメンテナンス作業員のふりをしてビルに入った。
- The company’s new policy was introduced under the guise of improving efficiency.
- 会社の新しい方針は効率を改善するふりをして導入された。
- She smiled at him, but it was just a guise to hide her true feelings.
- 彼女は彼に微笑んだが、それは彼女の本当の気持ちを隠すための見せかけだった。
- Many myths come in the guise of historical facts.
- 多くの神話は歴史的事実のふりをして伝わっている。