
【pallid – 青白い】
【pallid – 青白い】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「pallid」という単語は、ラテン語の「pallidus」(青白い、色がない)から派生しています。「pallidus」は「pallere」(青白くなる、色を失う)という動詞に由来し、これが古フランス語を経て中英語に取り入れられました。元々は、顔色が青白くなったり、血色が悪くなったりする様子を表す言葉として使われ、現代英語でも健康状態や感情により青白い色合いを持つ様子を指します。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- pale(青白い)
- wan(青白い、具合が悪い)
- ashen(灰色がかった)
- sickly(病的な)
- lifeless(生気のない)
- 反対語:
- rosy(健康的な赤み)
- flushed(赤くなった)
- vibrant(活気のある)
- radiant(輝く)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「pallid」と似ていて間違いやすい単語に「pale」があります。Pallidは特に青白く、不健康または病的な印象を持つ顔色や光景を指すことが多いのに対し、paleは一般的に色が薄いことを指し、必ずしも病的な意味を含むわけではありません。Paleは広い範囲で使われるのに対し、pallidはより特定の青白さや無力感を強調することがあります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「pallid」という言葉は、文学や芸術の中でよく用いられ、特に人物の健康状態や感情的な状態を表現するために使われます。例えば、18世紀のゴシック小説では、登場人物がpallidな顔色で描かれることが多く、これによってその人物の恐怖や不安、病気の状態を強調する手法が取られました。こうした描写は、読者に対して感情的なインパクトを与え、キャラクターの内面的な苦悩や不安感を効果的に伝えるための手段として利用されました。このように、「pallid」は単なる色合いを超えて、感情や心理状態を表現する重要な要素となっています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- She looked pallid after the long illness.
長い病気の後、彼女は青白く見えた。 - The pallid light of the moon cast eerie shadows on the ground.
青白い月の光が地面に不気味な影を落とした。 - His pallid complexion made him look unwell.
彼の青白い顔色は彼を具合が悪いように見せた。 - The room was dimly lit, giving everything a pallid appearance.
部屋は薄暗く照らされており、すべてが青白い印象を与えていた。 - The pallid sky indicated that a storm was approaching.
青白い空は嵐が近づいていることを示していた。