【contrivance – 工夫】

【contrivance – 工夫】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「contrivance」という言葉は、動詞「contrive(工夫する)」から派生しています。「contrive」は中世フランス語の「controver(考案する、発明する)」に由来し、さらにラテン語の「contruere(組み立てる、建設する)」に遡ります。「con-(共に)」と「truere(積み重ねる)」が組み合わさってできた言葉で、何かを意図的に作り出すことを意味します。「contrivance」は、こうした工夫や考案を通じて作られた装置や手法、またはその過程を指す名詞として使われるようになりました。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語:
    • device(装置)
    • invention(発明)
    • scheme(計画)
    • mechanism(機構)
  • 反対語:
    • 反対語は特に存在しません。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  • device
    • 「contrivance」と「device」はどちらも「工夫」を意味しますが、「device」は具体的な装置や道具を指すことが多いのに対して、「contrivance」はその背後にある工夫や考案のプロセスや手段を指すことが多いです。
  • invention
    • 「invention」と「contrivance」はどちらも新しいものを考案することに関連していますが、「invention」は完全に新しいものの創造を指すのに対し、「contrivance」は既存の要素を工夫して新しい用途や機能を生み出すことを強調しています。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「contrivance」という言葉は、創意工夫を凝らすことがいかに人類の進歩に寄与してきたかを象徴しています。たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチは、16世紀にさまざまな機械装置を考案したことで知られています。彼の発明の多くは、実際には作られることはなかったものの、その設計には卓越した「contrivance」が見られます。彼の飛行機械や機械式の武器の設計図は、未来の技術を予見したものとされ、工夫と創意の重要性を物語っています。ダ・ヴィンチのような先駆者たちの「contrivance」は、現代の技術やデザインにも影響を与え続けています。このように、工夫の力は時代を超えて私たちに新たな視点を提供し続けているのです。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The engineer’s contrivance allowed the machine to operate more efficiently.
    • エンジニアの工夫により、機械がより効率的に動作するようになりました。
  2. The play’s plot was full of clever contrivances that kept the audience engaged.
    • その劇の筋書きには観客を引き込む巧妙な工夫がたくさん盛り込まれていました。
  3. Her contrivance to save space in the small room was impressive.
    • 彼女が小さな部屋でスペースを確保するための工夫は見事でした。
  4. The contrivance of the new gadget attracted many tech enthusiasts.
    • 新しいガジェットの工夫が多くの技術愛好者を引きつけました。
  5. Through careful contrivance, the inventor solved the long-standing problem.
    • 慎重な工夫を通じて、その発明者は長年の問題を解決しました。