
【momentous – 重大な】
【momentous – 重大な】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「momentous」という言葉は、ラテン語の「momentum」から派生しています。この「momentum」は「動き」を意味し、特に「動きの勢い」や「重要性」といった概念を含んでいました。古フランス語では「moment」という形で、英語に借用された後、特に「短い時間」や「ある特定の重要な瞬間」を表すようになりました。そこから「-ous」という接尾辞が加わり、「momentous」という形容詞が形成され、「重要な」「重大な」という意味が生まれました。特に歴史的な出来事や個人の人生において、転換点や決定的な瞬間を指す言葉として広く使われています。「momentous」は、このように時間や出来事の重要性を強調するための表現として、日常的な使用から文学的な使用まで幅広く用いられています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- significant(重要な)
- important(重要な)
- consequential(重大な)
- critical(決定的な)
- 反対語:
- trivial(些細な)
- insignificant(取るに足らない)
- unimportant(重要でない)
- minor(軽微な)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- significant
- 「significant」は「momentous」と似ており、どちらも「重要な」を意味しますが、「momentous」は特に歴史的または運命的な意味合いが強いのに対し、「significant」は広義で「重要」または「意義深い」を意味する場合があります。
- important
- 「important」も「momentous」と同様に「重要な」を意味しますが、日常的な使用が多く、「momentous」は特に特別で大きな影響を持つ場合に使われます。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「momentous」という言葉は、歴史的な転換点や個人の人生における決定的な瞬間を描写する際にしばしば使われます。例えば、アメリカ合衆国の歴史における「momentous」な出来事の一つに、独立宣言の採択があります。この出来事は、植民地がイギリスからの独立を宣言し、アメリカという国が誕生するきっかけとなりました。また、1969年にアポロ11号が月に着陸した瞬間も「momentous」な出来事とされ、人類が初めて他の天体に足を踏み入れた瞬間として歴史に刻まれています。これらの例からも分かるように、「momentous」という言葉は、単なる出来事以上に、歴史や人々の運命に深く関わる重大な瞬間を表すために使われます。個人の人生においても、例えば結婚や出産といった「momentous」な出来事は、その人の人生を大きく変える重要な転機となります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The signing of the peace treaty was a momentous occasion in history.
- 平和条約の署名は歴史上の重大な出来事でした。
- Graduating from college was a momentous achievement for her.
- 大学を卒業することは彼女にとって重大な達成でした。
- The president’s decision had momentous consequences for the nation.
- 大統領の決定は国にとって重大な結果をもたらしました。
- The discovery of penicillin was a momentous breakthrough in medicine.
- ペニシリンの発見は医学における重大な進展でした。
- The momentous vote determined the future of the company.
- その重大な投票が会社の未来を決定しました。