
【serviceable – 使える、役に立つ】
【serviceable – 使える、役に立つ】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「serviceable」という言葉は、ラテン語の「servitium(奉仕)」に由来します。この語根は「servus(奴隷)」から派生し、そこから「service(サービス、奉仕)」が生まれました。「-able」は「~できる」という意味を持つ接尾辞で、「serviceable」は「奉仕できる」あるいは「役に立つ」といった意味になりました。中世フランス語の「servicable」も同様の意味を持ち、英語に13世紀頃に取り入れられました。「serviceable」は、機能や状態が十分に良好であり、まだ役に立つことを強調する言葉として使われます。日常生活や機械、衣服など、多くの場面で使われる便利な表現です。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- usable(使える)
- functional(機能的な)
- practical(実用的な)
- durable(耐久性のある)
- 反対語:
- useless(役に立たない)
- broken(壊れている)
- unusable(使用不能な)
- ineffective(効果がない)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- usable
- 「usable(使える)」は「serviceable」に近い意味ですが、「serviceable」は特に道具や機器が使える状態であることを示すことが多く、「usable」はより広く、使い方が可能であることを指します。
- functional
- 「functional(機能的な)」も似ていますが、「serviceable」は物がまだ有用であることを意味し、「functional」は物がその機能を果たすことを強調します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「serviceable」という言葉は、特に軍事や機械の分野で使われることが多く、その背景には実用性が重視される文化があります。例えば、戦時中の軍用品では、外観よりも機能性が重視され、「serviceable」な装備が求められていました。使い古された装備でも、修理や手入れによってまだ使える状態に保つことができれば、それは「serviceable」と見なされました。また、第二次世界大戦時には、資源の不足から古い機器や衣服を再利用することが一般的であり、これらが「serviceable」であるかどうかが非常に重要な判断基準でした。現代においても、持続可能な生活やリサイクルが注目される中、物を長く使うという概念は「serviceable」という言葉に象徴されています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The old car is still serviceable despite its age.
- その古い車は年を取っているにもかかわらず、まだ使える。
- His jacket was worn but serviceable.
- 彼のジャケットは擦り切れていたが、まだ使える状態だった。
- The equipment is basic but serviceable for our needs.
- その機器は基本的なものだが、私たちの必要に対しては十分に役立つ。
- The bridge is old but remains serviceable after repairs.
- その橋は古いが、修理後もまだ使える状態にある。
- These shoes are not fashionable, but they are serviceable for daily use.
- これらの靴はおしゃれではないが、日常使用には役に立つ。