【infamy – 悪名】
【infamy – 悪名】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「infamy(悪名)」は、ラテン語の「infamia」に由来し、これは「不名誉」を意味します。ラテン語の「infamia」は「in(否定)」と「fama(名声)」の組み合わせで、「名声がない」という意味になります。中世英語では「infamye」として使用され、現代英語の「infamy」に進化しました。悪名や汚名を指し、名誉や評判が悪い状態を表します。この語は、個人や団体が社会的に不名誉な行為やスキャンダルによって名声を損なう状況に関連して使われます。歴史的には、政治家や犯罪者などの悪名高い人物を指す際に特に用いられました。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- notoriety(悪名)
- disgrace(不名誉)
- shame(恥)
- 反対語:
- fame(名声)
- honor(名誉)
- renown(名誉)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- notoriety
- 「notoriety」は「infamy」と非常に似た意味を持ちますが、「notoriety」は一般的に悪い評判や悪名を指すことが多く、「infamy」はさらに深刻で永久的な悪名を意味します。
- disgrace
- 「disgrace」は「infamy」と似た意味がありますが、一般的に「disgrace」は一時的な恥や不名誉を指し、「infamy」は長期的で悪化した名声の状態を意味します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「infamy(悪名)」という言葉は、歴史的には悪名高い人物や事件に結びついています。例えば、アメリカの歴史の中で、1941年12月7日の「真珠湾攻撃」は、「infamy」に関連する有名な出来事です。フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、攻撃を「汚名の一日」と呼び、国家の記憶に深く刻まれる出来事となりました。日本の戦争行為は、その後の歴史において悪名として知られることになり、戦争の影響で多くの人々がその悪名を記憶しています。悪名は単なる評判の低下だけでなく、その行為の影響が長く続くことを意味し、歴史の中で重要な教訓となることもあります。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The dictator’s infamy spread across the world.
- その独裁者の悪名は世界中に広まった。
- He is remembered for his infamy rather than his achievements.
- 彼は業績よりも悪名で記憶されている。
- The scandal brought infamy to the once-respected organization.
- そのスキャンダルはかつて尊敬されていた組織に悪名をもたらした。
- Her actions led to her infamy in the community.
- 彼女の行動はコミュニティ内での悪名に繋がった。
- Infamy can sometimes overshadow a person’s positive contributions.
- 悪名は時に人のポジティブな貢献を覆い隠すことがある。