【multiply – 増やす】
【multiply – 増やす】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「multiply(増やす)」は、ラテン語の「multiplicare」から派生しています。このラテン語は「multi(多くの)」と「plicare(折りたたむ)」から成り立っています。原意としては「多く折りたたむ」という意味があり、後に「増加させる」や「繁殖する」といった意味が付加されました。中世英語では「multipli」に変化し、現代英語の「multiply」となりました。数学用語としては、数値を掛け算することによって結果を増やすという意味で使われ、一般的な意味では「増やす」や「繁殖する」という意味で使われます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- increase(増加させる)
- proliferate(急増する)
- expand(拡張する)
- 反対語:
- decrease(減少させる)
- diminish(縮小する)
- reduce(削減する)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- increase
- 「increase」は「multiply」と似た意味がありますが、「increase」は単に量や数が増えることを指し、「multiply」は特に数学的に数値を掛け算して増やすことに関連します。
- proliferate
- 「proliferate」は「multiply」と似た意味を持ちますが、「proliferate」は主に急速な増加や拡散を指し、「multiply」はより一般的な増加を示します。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「multiply(増やす)」という言葉は、数学や日常生活の多くの場面で使われる重要な概念です。たとえば、20世紀初頭の農業革命では、新しい農業技術によって作物の生産量が飛躍的に増加しました。この技術革新により、農民たちはより効率的に作物を育て、収穫量を「multiply」することができました。これにより、人口増加を支え、食糧不足の問題を緩和することができました。このように、「multiply」はただの数学的な操作を超え、社会全体の成長や発展に直接的な影響を与える重要な要素となっています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The population of the city has multiplied rapidly over the past decade.
- この都市の人口は過去10年間で急速に増加した。
- The rabbits in the field multiply quickly in the spring.
- 野原のウサギは春に迅速に繁殖する。
- The company plans to multiply its profits through new business ventures.
- その会社は新しいビジネス活動を通じて利益を増やす計画を立てている。
- She used the multiplier effect to explain how investments can multiply over time.
- 彼女は投資が時間とともにどのように増えるかを説明するためにマルチプライヤー効果を使った。
- To find the area of the rectangle, you need to multiply the length by the width.
- 長方形の面積を求めるには、長さと幅を掛ける必要がある。