
【downright – まったくの】
【downright – まったくの】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「downright」は、「down(下)」と「right(正しい、まっすぐ)」の2つの単語から成り立っています。古英語の「riht」は、まっすぐや正しいという意味を持ち、これに「down」を組み合わせて、強調の意味が加わりました。14世紀から使われており、当初は「率直な」「真っすぐな」といった意味で使われていましたが、時間とともに「完全に」や「まったく」という強調的な意味に転じました。現代では、物事が極端な場合に使われる表現として定着しています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語:
- Utter(完全な)
- Complete(完全な)
- Absolute(絶対的な)
- Total(全体の)
- 反対語:
- Partial(部分的な)
- Incomplete(不完全な)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
- 「downright」と「outright」はしばしば混同されます。両方とも「完全に」「まったく」という意味で使われますが、「outright」はより強く、すぐに結果が出るようなニュアンスを持つ一方で、「downright」はより冷静な強調を表します。また、感情的な意味で使われることが多いです。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「downright」という言葉は、歴史的に人々の率直な意見や感情を表すために使われてきました。特に文学や日常会話において、強調する言葉としてよく用いられています。ウィリアム・シェイクスピアの作品でも「downright」という表現が使われており、彼の戯曲の中ではキャラクターが自分の強い意見を述べる場面で登場します。特に当時のイギリスでは、物事に対する極端な感情や評価を表現するために多用され、現在でもその強調のニュアンスは変わっていません。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- His behavior was downright rude.
- 彼の振る舞いはまったく無礼だった。
- It was a downright lie.
- それはまったくの嘘だった。
- The weather today is downright terrible.
- 今日の天気はまったくひどい。
- That was a downright insult.
- それはまったくの侮辱だった。
- Her explanation was downright confusing.
- 彼女の説明はまったくわかりにくかった。