【pitiless − 冷酷な】

【pitiless − 冷酷な】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「pitiless」は「pity(哀れみ)」と否定を表す接尾辞「-less」から構成されています。「pity」はラテン語の「pietas」(敬虔さ、慈悲)に由来し、古フランス語「pitié」を経て英語に入った言葉です。「pitiless」は16世紀頃から使用され、「哀れみを持たない」という意味を持つようになりました。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語:
    • cruel(残酷な)
    • merciless(無慈悲な)
    • ruthless(冷酷な)
    • unkind(不親切な)
    • harsh(厳しい)
  • 反対語:
    • compassionate(思いやりのある)
    • merciful(慈悲深い)
    • kind(親切な)
    • empathetic(共感的な)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「pitiless」と「ruthless」は似ていますが、ニュアンスが若干異なります。「pitiless」は哀れみの欠如を強調する一方、「ruthless」は目標達成のために手段を選ばない冷酷さを示します。また、「merciless」も近い意味ですが、文脈に応じて微妙な違いがあります。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「pitiless」という言葉はシェイクスピアの作品にもしばしば登場し、無慈悲な性格や状況を描写するために用いられました。例えば、『リチャード三世』では、主人公の冷酷な野心が「pitiless」という言葉で象徴されています。この単語は文学の中で、しばしば暴力や感情の欠如を表現する役割を果たしてきました。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The pitiless dictator showed no mercy to his opponents.
    冷酷な独裁者は敵に対して容赦しなかった。
  2. The pitiless storm destroyed everything in its path.
    冷酷な嵐が進路上のすべてを破壊した。
  3. She gave him a pitiless stare after hearing his excuse.
    彼の言い訳を聞いた後、彼女は冷酷な視線を向けた。
  4. History remembers the pitiless actions of tyrants.
    歴史は暴君たちの冷酷な行いを記憶している。
  5. The pitiless sun beat down on the desert travelers.
    冷酷な太陽が砂漠を旅する人々に照りつけた。