【apiece − 一つにつき、各自】

【apiece − 一つにつき、各自】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「apiece」は、中英語の「a pece」から派生しており、「a」(一つの)と「piece」(部分、断片)が組み合わさったものです。この表現は、14世紀頃に英語に定着し、「各自」や「1つにつき」を意味するようになりました。当時の「piece」は具体的な物だけでなく、抽象的な単位としても使われており、「apiece」はその概念を反映しています。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語
    • each (それぞれ)
    • individually (個別に)
    • per (〜ごとに)
    • respectively (それぞれ)
  • 反対語
    • 反対語はありませんが、集合的な意味を持つ表現(e.g., “altogether” – 全部で)が対照的なニュアンスとして挙げられる場合があります。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「apiece」と「each」は似た意味を持ちますが、「apiece」は主に数量や単価を表す場合に使われます。一方、「each」はより広範囲に使われ、個々の要素に焦点を当てた文脈で使用される傾向があります。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「apiece」は、特に金額や個数を表現する場面で頻繁に使用されます。例えば、中世の市場では物の値段を交渉する際、「apiece」が取引条件を明確にする役割を果たしました。現代でも、小売や商取引で便利な表現として根付いています。また、スポーツの試合結果やスコアを表現する際にも使われ、例えば「The teams scored two goals apiece」(両チームがそれぞれ2点を得点した)といった形で、対等性や均衡を強調する表現としても活用されます。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. The apples are sold at $1 apiece.
    そのリンゴは1個につき1ドルで売られています。
  2. The two players scored 20 points apiece in the game.
    その試合で、2人の選手はそれぞれ20点を得点しました。
  3. Tickets for the concert cost $50 apiece.
    コンサートのチケットは1枚につき50ドルです。
  4. He gave the children a chocolate bar apiece.
    彼は子どもたちにそれぞれ1本ずつチョコレートバーを渡しました。
  5. The chairs were auctioned off at $200 apiece.
    その椅子は1脚につき200ドルで競売されました。