【armchair − 安楽椅子】
【armchair − 安楽椅子】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「armchair」は「腕(arm)」と「椅子(chair)」を組み合わせた言葉で、文字通り「腕の支えがある椅子」を指します。中世フランス語の「chaire」(椅子)を語源とする「chair」に、腕の部分を意味する「arm」が結合したものです。特に快適さを重視した椅子を表すようになり、18世紀以降に普及しました。また、比喩的には「現場に出ない批評家」や「理論だけの専門家」を指す場合にも使われます。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- recliner (リクライニングチェア)
- lounge chair (ラウンジチェア)
- easy chair (安楽椅子)
- wingback chair (ウィングバックチェア)
- 反対語
- 反対語は存在しませんが、異なるタイプの椅子として以下が挙げられます:
- stool (スツール、背もたれや肘掛けのない椅子)
- bench (ベンチ)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「armchair」と「easy chair」はどちらも快適な椅子を指しますが、「armchair」は必ず腕掛けがある椅子を指し、「easy chair」は必ずしも腕掛けを持たない場合もあります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「armchair」は家庭やくつろぎの象徴として、多くの文学や映画に登場します。有名な探偵シャーロック・ホームズも、事件を分析する際に安楽椅子に深く腰掛けるシーンがしばしば描かれます。また、比喩的には「armchair critic(安楽椅子批評家)」という表現があり、実際の経験を伴わず理論だけで批判する人を揶揄する言葉として使われます。これは、安楽椅子の快適さが現場に足を運ぶ努力の代わりとなることを示唆しています。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- He spent the afternoon reading in his favorite armchair.
彼はお気に入りの安楽椅子で午後を読書に費やしました。 - The armchair in the corner looked old but very comfortable.
部屋の隅の安楽椅子は古びていたが、とても座り心地が良さそうでした。 - She sat in the armchair, sipping tea and enjoying the sunset.
彼女は安楽椅子に座り、お茶を飲みながら夕日を楽しんでいました。 - The professor criticized his armchair critics for lacking real-world experience.
教授は現場経験のない安楽椅子批評家を批判しました。 - After a long day, he sank into the armchair with a sigh of relief.
長い一日の後、彼は安楽椅子に体を沈め、安堵のため息をつきました。