【greasy − 脂っこい】
【greasy − 脂っこい】という単語の語源とか由来を知っていますか?
「greasy」は「脂っこい」「油で汚れた」を意味し、「grease」(脂肪、潤滑油)に由来します。「grease」はラテン語の「crassus」(厚い、脂っこい)が語源で、中世フランス語「gras」を経て英語に入りました。「-y」は形容詞化の接尾辞で、状態や性質を表します。この語は14世紀頃から使用されています。
この単語の類義語・反対語を教えてください。
- 類義語
- oily (油っぽい)
- fatty (脂肪分が多い)
- slick (滑らかな、ぬるぬるした)
- slippery (滑りやすい)
- 反対語
- dry (乾燥した)
- lean (脂肪が少ない)
- clean (きれいな)
この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?
「greasy」と「oily」は似た意味を持ちますが、「greasy」は特に「不快な脂っこさ」を強調し、「oily」は単に油分を多く含む状態を指します。また、「oily」にはしばしば肯定的な意味合い(保湿効果など)も含まれることがあります。
この単語にまつわるエピソードなどはありますか?
「greasy」という言葉は、食品や物体だけでなく、人の印象を形容するのにも使われます。「greasy smile(脂ぎった笑顔)」のように、滑らかすぎて不誠実な印象を与えるニュアンスで使われることもあります。また、アメリカ南部の料理「グリースランチ(greasy spoon)」は、安価で脂っこい料理を提供する食堂を指し、庶民的で親しみやすい食文化の一端を象徴しています。このように、ポジティブにもネガティブにも解釈できる多面的な語です。
この単語を使った例文を5つほど教えてください。
- The pizza was so greasy that it left stains on the napkin.
ピザがとても脂っこくてナプキンにシミがつきました。 - His hands were greasy after fixing the car engine.
車のエンジンを修理した後、彼の手は油でべたべたしていました。 - She doesn’t like greasy food because it upsets her stomach.
彼女は脂っこい食べ物が嫌いで、胃の調子が悪くなるからです。 - The mechanic wiped the greasy rag on his overalls.
整備士は油で汚れた布を作業服で拭き取りました。 - His greasy hair made him look like he hadn’t showered in days.
彼の脂っこい髪は、何日もシャワーを浴びていないように見えました。