【uncouth − 無礼な、粗野な】

【uncouth − 無礼な、粗野な】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「uncouth」は、「無礼な」や「粗野な」を意味し、古英語の「uncūth」から派生しています。「un-」は否定を示し、「cūth」は「知られている」「洗練されている」を意味します。直訳すると「知られていない」「不慣れな」というニュアンスがあり、最初は「異国的な」や「奇妙な」という意味で使われていましたが、後に「無礼」「洗練されていない」という意味に変化しました。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

  • 類義語
    • rude (無礼な)
    • crude (粗野な)
    • vulgar (下品な)
    • boorish (無作法な)
  • 反対語
    • polite (礼儀正しい)
    • refined (洗練された)
    • cultured (教養のある)
    • sophisticated (上品な)

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

「uncouth」と「rude」はどちらも無礼を指しますが、「uncouth」は特に教養や洗練の欠如に焦点を当て、「rude」は単に不作法な行動を意味します。

この単語にまつわるエピソードなどはありますか?

「uncouth」という言葉は、英文学や詩でよく使われます。ジョン・ミルトンの『失楽園』では、「uncouth」という表現が地獄や混沌を描写する際に用いられています。ミルトンはこの語を「未開で不快な環境」や「野蛮な状況」を表現するために使い、その響きからも厳格で粗野な印象を与える効果を狙っています。このように、文学の中で「uncouth」は単なる無礼さを超え、荒削りで異質な感覚を強調する語として機能しています。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. His uncouth behavior at the dinner party embarrassed everyone.
    彼の夕食会での粗野な振る舞いは、皆を困惑させました。
  2. She found his jokes uncouth and offensive.
    彼女は彼の冗談を無礼で不快だと感じました。
  3. The villagers considered him uncouth because of his harsh speech.
    村人たちは彼の乱暴な言葉遣いを理由に、彼を粗野だと見なしました。
  4. His uncouth manners revealed his lack of upbringing.
    彼の無礼な態度は育ちの悪さを露呈していました。
  5. The tourists’ uncouth actions disrespected the local culture.
    旅行者の無礼な行動は地元の文化を軽んじるものでした。